
マイナスをプラスにしたアイデアの家
奈良県生駒郡I様
邪魔に感じていた柱を活かしたリフォームで住まいがまったく変わりました。
実は今回2度目のリフォームなんです。というのも、LDKにある構造的に抜けない柱がずっと気になっていて、どうにかしたいと実の姉(コーディネーターの山崎)に相談したところ、ダイニングテーブルの一部として利用することに。おかげで邪魔だと思っていた柱が全く気にならなくなり、それどころかインテリアの一部に。そのダイニングテーブルには作り付けの棚や足置きがあり、ゴミは全て隠すなど収納が工夫されているんです。
他にも本格的だった和室をリビングの一角へ。3帖の畳コーナーにすることで狭かったリビングにゆとりができました。またもともと扉だったところをただ塞いで壁にするのではなく、内窓を作ることで風と光を取り込んだり、帰ってきた人の気配を感じられたりと以前の住まいとはガラッと印象が変わりました。

ご希望で足置きも設置されているダイニング
仕事をしている姿は素敵ですね。
休憩の時間にお菓子とお茶を準備し、そこで現場の方たちとお話しすることが楽しかったです。そのなかでも特に現場監督!普通の監督さんのイメージとは全然違うと思いました。なんでもされるんです。大工さんの横で助手的なことも。。。こちらからの希望をただ伝えてやってもらうのではなく、色などの相談もアドバイスをしてくれたり。細かい希望を伝えなくてもこんなものが欲しいと伝えると、この家に合うように作ってくれました。私のやりたいイメージを多分わかってくれているんでしょうね。無理なことは無理とはっきりと言ってくれるし、お願いしたことはすぐにやってくれました。
またダイニングの下の細かい造作の棚をつくってくれたり、こんな隙間にまでどうやってクロスを貼ったんだろうと思ったり、大工さんやクロス屋さんの作業はとっても大変だったと思うんですけど、出来上がりに大満足です。

職人さんの技を感じる造作の棚
今の楽しみは変化した趣味。
今回リフォームをする際、姉にインテリアや雑貨なども相談しました。趣味を分かってくれている上で、これを置くと良いよというものを順番に買い、飾っていくうちに、どんどん楽しくなり趣味に。自分で花を選んだり...雑貨などもですけどテーマを先に決めないといけないと言われました。最初は想像が湧かないので、聞いてやっていたのですが、慣れてくるとここにはこれが合う!となんとなく分かってくるんですね。今ではさまざまな道具をそろえてDIYも。洗面所の床を貼ったり、玄関のタイルや階段の手摺などにペンキを塗ったりしました。新しくなると古い箇所が目立ってきてしまうんですよ。
元々はファッションが好きだったんですが、このリフォームをきっかけに大好きだったアパレルショップに入る頻度が減り、住空間の参考になるお店へ行くことが増えました。家の居心地が良くなるとお昼に外出することも減りますね。

新たな趣味となったインテリアや雑貨
新築への憧れをリフォームで。
今もまだ新築への夢はあきらめられないとのことですが、「古い家を新しくするのが楽しいという気持ちも大きくなってきました」とも。
また飽き性だとおっしゃるI様。
2階はまだリフォームしていないこともあり、きっとまたリフォームすると思います!と楽しそうにお話しいただきました。

実は姉妹のお2人
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リフォーム前のLDK
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抜けない柱を活かしたプランニング
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内窓はキッチン側から人の気配を感じられるようにも作られています
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お気に入りの雑貨を飾ったり、風と光を取り込むホール側の内窓
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お好みの色のダウンライトに、造作タイプのTV台
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わんちゃんのことも考えて、段差をつけた畳スペース
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ドライフラワーの先生をしている友達にアドバイスを受けて作成
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柱と柱の間に棚を渡した装飾コーナー
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ペンキをご自身で塗ったりとDIYされた階段
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予備のシューズBOXやお気に入りのインテリアを飾るスペース
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家族の時間も増えました
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お気に入りのモノたちが迎えてくれる玄関ホール