ゼールマルマインは、国が推奨するZEH(ゼッチ)仕様であり、
さらに20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会“HEAT20”が推奨する、
省エネであり快適で健康に暮らすためのハイレベルな断熱基準をクリアした住宅(マルマインハウスのブランド)です。
より健康に配慮した温熱環境を。
ワンランク上の基準をクリアしたマルマインハウス
Zèle marumine とは
健康と快適
より高いレベルの断熱化で、省エネ性はもちろんのこと快適で健康に暮らせる住まいを目指すことが可能
●健康な暮らしを実現するための新たな断熱指標「HEAT20」
家族の健康を守るために、どれくらいの断熱性能を目指せばいいのか。
その指標となるのが、「HEAT20(20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会)」が推奨するG1・G2・G3グレードです。
創エネは性はもちろん、室内温熱環境の観点から、健康で、快適に暮らすために必要な住宅の断熱性能が示されています。
家の断熱性アップは、家族の健康改善にも効果的
住まいの断熱性を高めると、健康改善にも効果があることが最近の研究により明らかになっています。大切なのは、しっかり断熱をして室内を低温にしないこと。それが、健康な暮らしへの第一歩となります。
断熱性の低い家では・・体が冷えて血行や代謝が悪くなり、健康を害する要因に。
断熱性の高い家では・・一年を通じて快適な室温で健康な毎日を。
家の寒さが健康を害することも!?
イギリスの住宅に関する指針によると、「18℃未満」は健康リスクが高まるとされています。
昔から「冷えは万病のもと」と言われるように、体を冷えたままにしておくと血行や代謝が悪くなり体調不良を起こすことがあります。免疫力についても体温が1℃下がれば約30%低下、逆に1℃上がれば5~6倍になるといわれています。
家の断熱性アップで、ヒートショックのリスク軽減
ヒートショックとは、急激な温度変化で血圧が上下に変動すること。脳卒中や心筋梗塞の要因となり、また、それらが転倒や浴槽内での溺死という事故を引き起こす場合もあります。
家全体の断熱性を高めることで、部屋間の温度差は少なくなり、浴室やトイレでのヒートショックのリスクの軽減につながります。
高齢者が同居されていない場合も将来に備えておきましょう。
窓まわりの遮熱性アップで、室内熱中症のリスク軽減
夏の暑さが厳しい日本では、屋外だけでなく、室内で熱中症を発生するケースも少なくありません。夏、室内に入ってくる熱の約7割は窓からとなるため、窓の遮熱性向上や日よけ対策が重要なポイントとなります。
就寝前に暖房や冷房を止めた後も、朝まで快適さがつづく
断熱性の高い住宅なら、夜間に暖房や冷房を消した後も、急激な温度変化を抑えられるので、朝起きるときまで快適。睡眠の質もグッと高まり、朝の目覚めもスッキリ。冬にお子さんが布団をはいで寝ていても安心です。また、高断熱の住宅に住んでからは「トイレが近い、夜中に何度もトイレに起きる」という人の割合が半分になったというデータも。
体感温度の差も少なく、夏・冬ともに快適
例えば冬、室温が23℃でも暖かくない。それは天井・床・壁・窓の表面温度が低く、その影響で体感温度が下がっているからなのですが、断熱性の高い家なら部屋全体が保温され、体感温度も改善されます。また、体感温度は温度だけではなく湿度の影響も受けるため、同じ28℃であっても湿度が高いと暑く、低いと快適に過ごせるということも分かっており、湿度のコントロールも重要な鍵となります。
性能
高い断熱性能を保持する硬質ウレタンフォームを採用(LIXILのスーパーウォール)
硬質ウレタンフォームはグラスウール(24K)の約2倍の断熱性があります。こちらを壁だけではなく天井パネルにも使用し、熱を伝えやすい梁部分への影響を抑える梁上断熱によって熱橋を防ぎ、確実な断熱・気密性能を確保しています。また、熱伝導率の高い金物(釘など)には吹き付け断熱を行うことにより、外部の暑さ・寒さをシャットアウトしています。
高い断熱性能を実現したハイブリッド窓「TW」を採用
アルミと樹脂のハイブリッド構造をベースに、熱を通しやすいフレームの露出を抑え、熱を通しにくいガラス面積を最大化。さらにフレームと窓枠のラインを合わせることでフレームの露出を抑え断熱性を向上させています。また、2枚のガラスの間には空気に比べ熱の伝わりを約30%抑えるアルゴンガスを封入することで、優れた断熱性能を発揮。室温と窓ガラスの温度差が軽減されるため、冬の窓辺でも快適に過ごすことができます。
窓と断熱材が結露を抑えて、カビ・ダニの発生を予防
冬に発生する窓の「結露」。これは窓の表面温度の低下により、その周辺の冷やされた空気が水滴となって表れるためです。この水滴はカビやダニを発生させて、アレルギーを引き起こす要因に。ただ窓は見えているところだけではなく、窓枠の半分は壁の中に取り付けられていて、その部分の温度が下がると内部で結露が発生するのですが、高い断熱性は温度差を防ぐため結露を軽減します。また断熱材であるスーパーウォールパネルは硬質なため湿気を通しにくく、内部結露を抑えることができるため腐朽を防止。住む人だけでなく家にも優しい窓と断熱材を使用しています。
気密性が高く、部屋の上下の温度差が少ない
断熱材のパネルやサッシ、その他躯体などに気密テープをはることで、より気密性を高めています。家の気密性はC値(相当隙間面積)で表し、建物の隙間面積がどのくらいあるのかを示すのですが、UA値と同様にゼロに近いほど気密性が高いことを表しています。気密性・断熱性がともに高いと、部屋の上下の温度差が少ないことが実証されていて、頭から足元までの均一な温度は床に座って遊ぶ小さなお子様に寒い思いをさせることもありません。また足元まで快適だと通院人数が減少するというデータもあり、快適なだけでなく健康にも良いのです。
高気密・高断熱な家には高性能換気システムが必要です
住宅における換気は義務付けられていますが、高い断熱性と気密性があっても換気をする時に温度や湿度をすべて逃がしてしまっては快適さが半減してしまいます。いかに快適な温度や湿度を保ったまま、においやホコリなどで汚れた空気ときれいな空気を交換するかが重要となります。そこで、業界トップクラスの熱回収率90%のエコエア90を採用することで、温度だけではなく湿度も交換し、室内の快適さをそのままに効率よく換気を行います。 ※マルマインハウスの標準仕様にも採用
耐震等級3、制震住宅で災害にも強い家へ
耐震等級3は消防署や警察署など、防災の拠点となる建物が当てはまります。また高層ビルの制振装置に用いられている粘弾性体(気密性も兼ね備えた制震テープ)を構造の壁に使用することで、耐震等級3の性能を長持ちさせ、繰り返しの地震にも強く安全性の高いお住まいで長く安心して暮らしていただけます。
※マルマインハウスの標準仕様にも採用
品質と保証
高性能な断熱材が内部結露を抑えます
スーパーウォールパネルに使用している断熱材は、水分を通しにくい硬質ウレタンフォームを使用しています。室内からの湿気を防ぎ、断熱材内部に結露を発生させません。そこで製品元であるLIXILは10年の瑕疵保障では保証されない断熱材内部の結露による劣化について35年間保証しています。
無結露保証書
気密測定も一邸一邸行っています
スーパーウォールパネルを使用して建築した家は、住宅の構造体と開口部(サッシ・ドア)の工事が完了した段階で、必ず気密測定を実施。また、設計時の熱計算により算出された温熱性能と外皮性能、測定した機密性能を数値で確認していただける性能報告書をお渡ししています。
※性能報告書は性能値を確認していただくもので、性能を保証するものではありません。
SW 性能報告書
生涯コストを考えた、家づくりを
家の断熱性能を高めるためには、一般住宅と比べるとどうしても建築コストがかかります。しかし、断熱性能が高く暖かい家で暮らすことは光熱費が削減できるだけでなく、健康改善効果や健康寿命が延びるというデータもあります。健康寿命が延びるということは医療費はもちろん、介護する側・される側のどちらの負担も軽減されます。このように断熱化によるコストUPは決して高い買い物ではなく、健康で快適な暮らしを手に入れる1つの手段なのです。
ショールームで断熱性能を体験できます
LIXIL 快適暮らし体験 住まいStudio OSAKA
住宅の断熱性能の違いによる冬の室内温度の感じ方、夏の強烈な陽射しの対処方法など、一年を通して快適な暮らしを送るために必要なことを学んでいただける「体験型ショールーム」です。
【所在地】 〒559-0034 大阪府大阪市住之江区南港北1-7-62 LIXILショールーム南港3F
【開館時間】 午前10時~午後5時
【休館日】 毎週水曜日(祝日の場合は営業)・夏期・年末年始