
大自然を暮らしの風景に取り込んだ平屋の家
MARUMINE HOUSE
- 注文住宅
- 建築場所奈良県五條市
- 家族構成夫婦(30・20代)
- UA値0.43 W/㎡・K
- 完成時期2021.12
POINT
玄関扉を開くと広い土間スペースがリビングまでオープンに繋がり、間仕切りなく続くLDKをさらに広く感じさせてくれます。大自然を暮らしの風景として取り込むように配置されたリビングの大きな窓はタイルデッキへと続き、「外で過ごす心地よさを身近に感じていたい」というご希望を実現しました。コンパクトでありながらも書斎コーナーや各所に必要なだけの収納スペースを設けた平屋の家は、ミニマルで豊かな暮らしを叶えます。
-
外観
緑豊かな敷地に馴染むベージュの壁と軒のレッドシダーが印象的な外観。広い敷地にコンパクトに設計された平屋建ての家は看板を出してお店を始められそうなたたずまいとなっています。
-
エントランス
広い土間はタイル貼りではなくモルタル仕上げに。玄関扉を開いてすぐに目に入る照明は、経年変化を楽しめる真鍮素材でできています。
-
土間
広い土間スペースの先には、美しい自然の景色を切り取る窓。この広々とした土間空間はお気に入りのイスを置き寛いだり、クリスマスにはツリーなど季節のものを飾ることも。
-
リビング
建物の中心が暗くなりがちな平屋建てでも室内全体が明るくなるよう、また大自然の景色を暮らしに取り込めるように窓の配置や大きさにも考慮。そんな景色と調和するよう色味などインテリアにもこだわられています。
-
キッチン・ダイニング
キッチンは壁面に加熱機器と作業スペース、シンクと作業スペースはダインニング横になる2型のペニンシュラタイプを採用。 照明にこだわったダイニングの奥にはこだわりのキッチン家電を並べたカップボードで見せる収納と隠す収納で生活感を隠しながらも、利便性を兼ね備えています。
-
主寝室と書斎コーナー
主寝室に設けた書斎コーナーは空間を分けるために間仕切り壁を設けました。壁の高さを180㎝に抑え、天井をつなげることで圧迫感をなくし、広く感じさせてくれます。
-
主寝室
主寝室にはオープンなクローゼットでハンガーパイプと可動式の棚を設けました。扉をなくすことで費用を抑えるだけでなく、生活上の動作もワンアクション減らし、小さなストレスを失くしました。
-
書斎コーナー
腰をかければ目の前には大自然を感じられる景色が広がり、癒しをもたらします。また、カウンターデスクやキッチンのカップボードの横、脱衣室の収納棚などは費用を抑えるためにお施主さまご自身で設置。
-
洗面台
造作の洗面台にはお施主様ご自身で用意されたミラーを設置。洗面台の下の棚にはタオルや洗面で使うもののストックなどを保管できます。
-
家事動線
パントリー、キッチン、洗面、脱衣室へと続く一直線の動線はコンパクトなお家だからこそ生まれた最短距離ですが、無駄がなく家事動線としても便利です。
-
トイレ
木目に合う石目調のクロスをメインに、正面のアクセントクロス、天井、床には木目をチョイス。全体的なテイストはまとまりながらも照明や床のヘリンボーン柄が存在感を出しています。
-
外観・外構
大自然を感じられる、周辺の環境を生かした設計。大きな窓は自然を楽しむだけでなく室内に自然光を取り入れる役割も。太陽光発電を搭載したことで、エコで省エネな暮らしも実現。