“中庭“の存在が生む、広々とした暮らし京都府綴喜郡M様 | 注文住宅
休日には夫婦それぞれの両親や友達が遊びに来ることも多いんです。
初めて訪問した人は外観を見て「中はどうなっているんだろう」と不思議に思うようで、中に入ってから納得されるんです。外から見ると「母屋」と「離れ」の2つの建物があるのかなと思われるようです。
お客様には、玄関からリビングへと続く長めの廊下を楽しんでいただきたいと思い、趣がでるよう素材にこだわりたいというイメージを伝えました。何度も打合せを重ねて、軒天井に使ったレッドシダーという木を玄関と廊下にも採用。また自然の光を取り込みつつ中庭の存在を感じられるようつくった地窓の上の壁には、リビングにも使用している天然石を貼っています。赤やグレーなどが自然に混ざっていて、ダウンライトを照らすと天然石ならではの陰影ができるんです。今まで来ていただいたお客様にも好評ですし、こだわって良かったなと思います。
プライベートを大切に、子どもたちがのびのび過ごせるようになりました。
一般的には南に面した壁には大きな窓を設置すると明るくて良いと思うのですが、家の外がすぐに道になっていたので通る人の視線が気になっていました。そんな時に「南面は窓を敢えて小さく高窓にすることで、人の目線が気にならない。そして光がきちんと入ってくる」という提案をしてもらいました。
元々、中庭のある家に憧れを抱いていたのでそこから始まったプランの提案でしたのでイメージ通りでした。リビングが広々とし、また外部からの視線も気にならず、子どもたちが家の中でも外でも、元気に、自由に走り回れるようになって嬉しいです。
将来は2つに分けられるよう、ドアとCLを2つずつ用意した子供部屋
光を取り込む吹き抜けのある階段、横を通るとLDKへ
家事動線を考慮して、回遊できる配置にしたオープンキッチン
ソファーの後ろには中庭へと続く大きな窓、視線の抜けと光を確保
リビングにある2本の柱がほどよくプライベート感をつくります
リビングから段差をつけた和室は、壁や襖を落ち着いた色合いで統一
奥様の夢は、成長された娘さんと2人でお料理すること
朝の込み合う時間にも、家族が並んで使える造作の洗面台
ご主人が切望されたガビオンは門扉のアクセントに
室内のどこからでも見える、中庭のタイルデッキ