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家づくりについて結露対策は、断熱性能に加えて高性能換気システムが鍵を握る。
こんにちは、株式会社マルヤマ代表の丸山です。
みなさんのお宅では、結露に悩まされていませんか?
結露とは家の中の温度差が生じて「空気中の水蒸気(湿気)が冷たいものに触れて水滴になる」現象です。冬になると窓に結露が生じるメカニズムは
1)調理や食事、給湯、呼吸などによって室内に水蒸気が発生する
2)冷たい外気が窓の表面温度を下げる
3)水蒸気を含んだ室内の空気が窓に触れる といった仕組みで「結露」が発生します。
ちなみに生活の中での水蒸気の発生量はこれだけあります。(一例)
◎石油・ガスストーブを使用 ⇒ 600cc/1h
◎室内干し(洗濯物2㎏)⇒ 200〜600cc/1h
◎人間 ⇒ 45cc/1h(睡眠時は300cc/1回の睡眠)
結露の問題点は、カーテンや壁を湿らすだけでなく、カビやダニの発生の遠因にもなること。「結露」は健康で快適な暮らしを阻む原因でもあるのです。
では結露を抑えるためにはどうすればいいのか?
まずは家そのものの断熱性能を高めることが重要です。高い断熱性能を持つハイブリッド窓「サーモスX」や、高機能断熱材を壁面や天井などに採用することは、結露対策に大きな効果を発揮します。
もうひとつ、見逃してはいけないのが換気性能です。余分な水蒸気を屋外に排出するためには換気を行うことが有効ですが、窓を開けたり換気扇を回したりすると暖房で暖められた空気までを逃してしまいかねません。そこで活躍するのが高性能換気システムです。
最近では、住まいや住む人の健康のために効率良く熱交換しながら室温を下げずに、室内の匂いやホコリ、余分な水蒸気を屋外に排出して新鮮な空気を取り入れることができる高効率・熱交換型換気システムが登場しています。私たちのモデルハウス[Zèle]marumine(ゼール マルマイン)で採用している「エコエア90」もその一つで、熱回収率90%という高い性能を誇ります。
健康で快適な暮らしを営むためには、ぜひ住まいの換気性能にも注目してみてください。
また、熱(温度)と湿度をコントロールしてくれる高性能換気システムの実力を、ぜひ [Zèle]marumine(ゼール マルマイン)のモデルハウスへ見に来てください。
2017.12.12