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家づくりについて忙しくても豊かな暮らしを実現するには。家族や趣味の時間を大切にした家づくり

忙しい毎日に追われて、ストレスを抱えやすいといわれている現代人。実際に「家に帰って寝るだけ」「家族と団らんする時間がとれない」など、生活の悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

生活の基盤となる家は、家族とゆっくり過ごしたり、疲れを癒して心身ともにリラックスしたりするための大切な場所です。ところが、日々の忙しさによって家の中で充実した時間が過ごせないと感じている方も少なくないようです。

そこで今回は、忙しくても豊かな暮らしを実現するための家づくりについてご紹介します。住まいづくりのアイデアとしてぜひ取り入れてみてください。

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忙しい現代人が抱えやすい暮らしの悩み

暮らしにおいて日常生活で時間的なゆとりを持つことはとても大切といえます。しかし、共働き世帯が増えている今、仕事や家事、育児に忙しく、家に帰ってもゆっくり過ごす時間がとりにくい環境にあります。

生活のなかで次のような悩みを持つ方もいるのではないでしょうか。

▼よくある暮らしの悩みについて

  • 仕事から帰宅して寝るだけの生活になってしまう
  • 家族とゆっくり食事をする時間がとれない
  • 自分の趣味時間を確保できない
  • 家事に時間を取られてしまい休息時間が短くなる など

分譲地は、不動産会社や建築会社がまとめて土地を購入して、造成工事やインフラ整備を行います。個別に土地を購入する場合と比べて購入価格を抑えやすいほか、購入後に造成やインフラ整備のための追加費用が発生する心配がありません。

また、複数の区画が設けられた中大規模な分譲エリアでは、街づくりも一緒に行われることが多くあります。安全性に配慮した道路や商業施設、公園などが整備された分譲エリアを選ぶと、生活の利便性が高まります。

分譲地を購入する際に確認しておく5つのポイント

分譲地の購入にあたっては、いくつか注意点があります。事前に確認しておきたいポイントには、以下の5つが挙げられます。

①建築条件の有無

分譲地のなかには「建築条件付き土地」として販売されている土地が多くあります。

建築条件付き土地とは、土地の購入と併せて家を建てる建築会社や工務店が指定されている土地のことです。自分たちで自由に施工会社を選択できないほか、間取りやデザインなど注文住宅とは違い自由度が低いこともあります。

建築条件付き土地として販売される分譲地を選ぶ際は、以下の内容を確認しておくことが大切です。

▼建築条件付き土地で確認しておくこと

  • 指定される施工会社の実績や評価
  • 間取りや性能、設備などの条件・制限
  • 土地購入から建築請負契約を締結するまでの期間 など

農林水産省の『食育に関する意識調査報告書(令和7年3月)』によると、家族と一緒に朝食を摂る頻度について、20~39歳の世代では「ほとんどない」と回答した人の割合が多く、その理由として「家族と生活リズムが異なる」が挙げられています。

また、内閣府が実施した『国民生活に関する世論調査(令和6年8月調査)』では、日常生活において「時間的なゆとりがない」と感じる人は全世代平均で33.4%となり、特に40~50代では割合が多くなっています。

毎日の生活を豊かにするためには、忙しい現代人のライフスタイルや時間の使い方を踏まえた家づくりを通して、家族との時間や自由に使える趣味時間を持つことが大切といえます。

出典:農林水産省『食育に関する意識調査報告書(令和7年3月)』/内閣府『国民生活に関する世論調査(令和6年8月調査)

自宅で家族や趣味の時間を大切にした家づくりのアイデア

ここからは、限られた時間のなかで家族団らんや趣味を楽しめるような、居心地のよい家をつくるアイデアをご紹介します。

アイデア①違う部屋にいても家族の存在が感じられる間取り

施工事例
凛とした空気感が心地よい高性能住宅

生活リズムが違っていても家族の存在を感じられる間取りは、自然と家族間のコミュニケーションが生まれやすくなります。

平日には家族と過ごす時間を確保するのが難しくても、同じ空間を共有して顔を合わせやすい家にすることで、生活のなかで家族とのつながりを大切にできます。

▼家づくりのアイデア例

  • キッチン中心の間取りで食事中に家族が顔を合わせられるようにする
  • 吹き抜けをつくって1階と2階の空間をつなぐ
  • オープンなLDKで別々の場所にいながらも会話をしやすくする

アイデア②ひとり時間を楽しめる多様な空間

施工事例
シンプルな中に素材感を生かした家

ひとりの時間を有意義に過ごせる空間づくりは、忙しい毎日のなかでも自分と向き合い心の健康を守ったり、明日の活力を得たりするために大切といえます。

一部屋を書斎や趣味部屋として確保するのもよいですが、忙しい共働き家族では「リビングにいる時間が多く、個室はあまり使わない」という人もいます。

LDKや通路などに多目的に使える小さなフリースペースを設けると、スキマ時間に家族と同じ空間にいながら自由な時間を過ごせるようになります。

▼多様な空間のアイデア例

  • 小上がりや畳スペースでくつろげる場所をつくる
  • 土間をつくって趣味スペースにする
  • 階段下にヌックをつくる
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アイデア③家にいても外の空気を感じられる

施工事例
アウトドアを楽しむ無骨でカッコいい家

アウトドアが趣味の方や小さな子どもがいる家庭では、家のなかにいながらアウトドア気分を楽しめる場所をつくることもおすすめです。

「疲れていて外出する気が起きない」「遠出するのが難しい」といったときにも、自然を感じながら心身をリフレッシュできます。また、気軽に家族で食事やバーベキューを楽しんだり、子どもやペットと遊んだりできる魅力もあります。

▼家と外をつなげる間取りのアイデア例

  • リビングの延長上にデッキやテラスなどを設ける
  • 玄関と庭がつながる土間をつくる
  • 2階のバルコニーに屋外家具を設置してくつろぎスペースをつくる
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アイデア④ストレスフリーに動ける回遊動線

施工事例
遊び心と機能性を散りばめた上質な家

1日のなかで自由に使える時間をより多く確保するためには、家事を効率的にこなして時間を短縮することもポイントです。そこで重要となるのが回遊動線です。

回遊動線は、キッチン・リビング・洗面脱衣所などに複数のルートからアクセスできる、行き止まりがない動線設計のことです。家事をしながらスムーズに動ける動線設計に工夫することで、ストレスフリーに家事を行えます。

また、家事効率が高まるだけでなく、各エリアの空間につながりが生まれて家族と顔を合わせやすい環境にもなります。

▼回遊動線にプラスするとさらに便利なアイデア例

  • キッチン横にパントリーや勝手口つくる
  • ランドリールームとファミリークローゼットつなぐ
  • キッチンやランドリールームからつながる家事室をつくる
  • 玄関から洗面所やクローゼットをつなぐ
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家族のライフスタイルに寄り添った家づくりを

ストレス社会と呼ばれるように忙しく過ごす人が多い現代だからこそ、少しの時間でも家のなかでゆっくりと過ごせる環境をつくることが大切です。

家族の生活リズムが違っていてもコミュニケーションを取りやすい間取りや、仕事・家事から離れて自分だけの時間に浸れる場所をつくると、毎日の豊かな暮らしにつながります。

マルマインハウスでは、家族のつながりや心に安らぎを生む家づくりを大切にしています。家族構成や働き方、休日の過ごし方など、ご家族さまのライフスタイルを基に「本当に豊かな暮らしとは何か」を考え、日常生活が有意義になるアイデアをご提案いたします。

家づくりのギモンや気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。当社のオープンオフィスでの無料相談会や家づくり相談会も随時行っております。

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2025.08.14

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