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家づくりについて子ども部屋はどう作る?間取り・レイアウトの工夫で感性を引き出す家

家を建てるとき、「子どもの部屋をどんな風に作ればよいの?」と悩んでいませんか?

小さい頃は、住まいのなかで毎日色んなことを感じたり、学んだりすることが多いもの。思いっきり遊べて、感性を引き出すような間取り・レイアウトにこだわることは、子育てにおいてとても大切なことなのです。

最近は、プライベートな個室を最初から与えるのでなく、リビングの近くに子供のスペースを用意したり、家の中にいても好奇心をくすぐる仕掛けを取り入れるなど、遊び心のあるアイディアを取り入れているご家族も増えてきています。

そこで今回は、「まだ小さい歳でも子ども部屋は必要?」「感性を養える間取りやレイアウトは?」といった疑問を持つ方に向けて、子どもが伸び伸び育つ、お手本にしたい部屋づくりをご紹介します。  

 

遊び心のあるアイデアで、想像力を掻き立てて

子どもがまだ小さいときは、目で見て触ったり、遊んだりととにかく好奇心旺盛なもの。

2~3歳になれば、絵本を読んだりおもちゃで遊んだりと、自分で遊びの楽しさを発見していくでしょう。そんな時期には、想像力や好奇心が育つような遊び心を取り入れて、刺激してみるのも良いと思います。

この部屋は壁一面を黒板塗料で仕上げているので、思いっきり自由にお絵描きできるスペースに。紙やスケッチブックに描くのと違い、体全体を使って思い思いの表現をアウトプットできるのは、この大きな壁ならではの魅力。

ダイナミックに絵を描けるだけでなく、描いた絵を貼り付けたり、好きな写真を飾ったりと、子どもの好きなように遊ばせてあげられます。子供の想像力を高めるだけでなく、モノの形や色を捉えて表現できるようになるなど、創造力を養えるという効果も。「この絵はなに?」「今日はこんな絵を描いたよ!」なんて家族との楽しい会話も、きっと弾むはずです。  

参考事例
内と外を緩やかに繋いだ家族で楽しむ家

 

勉強スペースはリビングに。子供を見守りながら家事もできる

家族があつまる賑やかなリビング。小学生ごろまではリビングを中心とした生活になりやすいからこそ、勉強スペースをリビングに設置するというアイデアも人気があります。

テレビを見たりと自由にくつろげるリビングの脇には、壁に備え付けの勉強机を用意。2人の子どもが並んで勉強できるスペースに、学校の教科書や文具をしまえる棚も設置して、収納力もアップ。勉強道具がダイニングテーブルや床に散らかるのを防いで、自分のスペースで勉強する習慣が身に付きます。

このような「リビング学習」は、子どもは家族の気配を感じながら勉強できるので、リラックスしながらも勉強に集中しやすくなるという効果も。家事に忙しいときでも、子どもの安全を見守りながら作業をサクサク進められるのはママにとっても大助かり。

子どもが大きくなってきたら、家族が自由に使えるちょっとした作業スペースや、好きなものを飾るディスプレイスペースにも活用できます。  

施工事例
内と外を緩やかに繋いだ家族で楽しむ家

 

秘密基地のようなロフト付きの部屋は、収納力も◎

子ども部屋にあまり広さを確保できないという場合は、空間を有効活用できるロフトを取り入れる方法も。部屋の広さを確保できるだけでなく、秘密基地のようなロフトの下で遊んだり、階段を上ったり降りたりと、子どもがワクワクする仕掛けがたくさんあります。

小さいときは遊び部屋として使えるのはもちろん、空いたスペースには収納棚やオープンクローゼットを用意することで、おもちゃや学校の教科書、制服などを分かりやすく収納できるという利点も。「使ったものは自分でしまう」といったトレーニングにも役立てられます。

子どもが大きくなれば、ロフトの上をベッドルームとして活用したり、ロフト下に勉強机を設置したりと、成長に応じて使い方を変えられるのもロフトの魅力。あえてシンプルなデザインにすることで、大きくなっても過ごしやすい空間になります。

子どもが独立した後は、書斎や趣味スペースとして家族が使えるので、「物置になってしまった…」という心配もありません。  

参考事例
内と外の繋がりと素材が生む豊かさ

 

子どもが楽しく暮らせて、自立心を育てる部屋づくりを

子ども部屋は、成長過程で大切な時間を過ごす場所のひとつ。好奇心を刺激したり、想像力を養ったりする場所だからこそ、「子どもが快適に、楽しく暮らせる」部屋づくりが大切なのだと思います。

また、毎日の生活の中で、「使ったモノをきちんとしまう」「遊びだけでなく宿題をきちんとする」といった習慣を身に着けてもらうトレーニングも大切。子どもが自分でモノをしまえる収納場所を設けたり、勉強に集中しやすいスペースを確保して、自立心を育てる工夫をしましょう。

子どもがまだ小さいときは、リビングに勉強スペースを用意したり、学校の必要な持ち物をまとめて収納できるスペースを用意するのも効果的。安心しながら勉強できるだけでなく、片付けや翌日の準備も、一緒に教えながらできるようになります。

子どもが大きくなり個室が必要になってきたら、成長しても使いやすい収納豊富な間取りや、シンプルなインテリアもおすすめ。独立してからの夫婦の生活を考えることも、子ども部屋づくりで忘れてはならないポイントです。

マルマインハウスでは、子供たちがワクワクするような自由な設計で、生活のなかで感性を養う部屋づくりを大切にしています。好奇心や興味を引き出すアイデアとともに、遊び&勉強スペースや収納場所の工夫で、自発的に片付けや準備、勉強ができる仕組みづくりをサポート。子どもたちと楽しく暮らして、家事や育児もちょっぴりラクになる、そんな部屋を作ってみませんか?

「子どもが多くて整理整頓が大変」「狭くても、子ども一人ひとりの個室を作れるの?」といった悩みをお持ちの方は、ぜひマルマインハウスへお気軽にご相談くださいませ!

2020.05.18

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