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家づくりについて奈良県民は介護期間が長い!? 健康的に長生きするための注文住宅とは?
令和元年度調査、「都道府県別65歳の健康寿命(平均余命・平均自立期間・平均要介護期間)」で奈良県の順位を見ると、次のような結果となりました。
⇒男性:余命・自立ともに3位で順位が高いが、要介護期間は41位と順位が低い
⇒女性:余命6位で順位が高い、自立が24位、要介護期間は44位と男性よりもさらに順位が低い
このように、奈良県民は男女ともに長生きにもかかわらず、その他の都道府県と比較して介護期間が長い傾向にあります。「健康的に長生き」することが、これからの課題となるのではないでしょうか。
そこで今回は、健康的に長生きするための住まいについて考えてみたいと思います。健康を維持するための住まいづくりのヒントになれば幸いです。
ご存じですか?平均寿命と健康寿命の違い
人の寿命に関する言葉として、「平均寿命」と「健康寿命」があります。両者の違いを簡単にまとめると、以下のようになります。
平均寿命:統計をもとに予測した、何歳まで生きられるかというおおよその期間
健康寿命:日常生活を制限されることなく、健康的な生活ができる期間
平均寿命については、ほとんどの方が耳にしたことのある言葉だと思います。平均寿命をもとにおおよその自分の寿命を考え、住宅購入をはじめとしたライフプランを設計する方も多いのではないでしょうか。
健康寿命にある「日常生活の制限」にあたるものとしては、病気や介護などが挙げられます。介護等を要することなく、自立して元気に暮らせる期間を、健康寿命とします。そのため、長期にわたって入院や介護が必要な人の健康寿命は短くなります。
冒頭で述べたように、奈良県民はその傾向が高いということです。元気で楽しく暮らせる期間が少しでも長くなるための住まい選びについて、一緒に考えてみませんか?
健康寿命を伸ばすための住まいのあり方
いくら長く生きられたとしても、長期間、介護や入院を要する状態となり思うように活動できないのであればどうでしょうか。思うように動けないことはもちろんツラく、またその事実がさらに気持ちを落ち込ませたりしてしまい、「元気に楽しく暮らす」とはほど遠くなってしまいます。では、「元気で楽しく暮らす」「幸せで充実した暮らし」のためには何が必要でしょうか?それは、リビングでの家族団欒や、人を招いてのホームパーティー、たまには趣味の旅行をするなど、行動を制限されることなく楽しく暮らせる状態であることが欠かせません。幸せな暮らしのためには、健康寿命がキーワードとなるのです。
そのためには、住まいのあり方が大きく影響します。家族の健康寿命を考えるときのポイントは、断熱性と気密性です。
家の断熱性・気密性をアップして、家族の健康的な暮らしを実現
家の断熱性・気密性がアップするとどうなるかというと、冷暖房機器に頼らなくても快適な室温が保たれるようになります。また、住宅内の温度差を低減する効果もあり、1年を通して過ごしやすい環境が維持できるようになります。
断熱性が高いと家全体が保温された状態となるため、体感温度もアップします。体が温まると、血行や代謝が良くなり健康維持にも効果的です。さらに体温上昇により、免疫力アップにも効果的だと考えることができます。
また、LDKなどその部屋全体はもちろん、廊下や洗面など部屋ごとの温度差が少なくなれば、ヒートショックのリスクも軽減されます。急激な温度差により血圧が変動し、脳卒中や心筋梗塞を引き起こすヒートショックは社会問題となりつつあります。防止するためには、冬場に冷え込みやすい浴室や洗面、トイレなどをはじめとして、家全体の温度差を減らし保温することが重要です。
知っておきたいZEHのこと
「ZEH(ゼッチ)」は、「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略です。住まいの断熱性能・省エネ性能を高めた上で、自宅で発電する創エネ設備を取り入れ年間のエネルギー消費量をゼロにする住宅を指します。
ZEHでは高い断熱性が求められるため、快適で健康的な住まいを考えるうえでも、知っておきたいキーワードです。
ZEHを満たすためには、
・断熱性能
・省エネ性能
・創エネ
の3要素が必要となり、それぞれに基準が設けられています。
健康的に長生きするための家「Zèle marumine(ゼールマルマイン)」
マルマインハウスの高性能住宅「ゼールマルマイン」は、国が推奨するZEH基準を満たしています。ZEH基準よりもさらに厳しい、外皮性能(断熱性)のグレードを示す「HEAT20」の基準までクリアしている点も、ぜひ知っていただきたいポイントです。
断熱性(UA値)、気密性(C値)ともにゼロに近いほど性能が高いことを表すのですが、ゼールマルマインではUA値=0.46・C値=0.5以下を基準とし、断熱性と気密性の高い住宅で、ご家族さまの快適な暮らしと健康をサポート。
ちなみに先ほどご紹介した、部屋の温度差には断熱性だけではなく気密性も大切です。建物の隙間面積が小さいほどお部屋の上下の温度差が少ないことが実証されていて、足元まで快適だと通院人数が減少するというデータもあります。
また、健康的に長生きするためには、日々の生活のなかで得られる満足感・充足感も大切です。だからこそこだわりたいのが、住まいのあり方です。ご家族さまの理想をカタチにした注文住宅で楽しく暮らすことが健康的な生活に影響すると、マルマインハウスでは考えております。
高性能・高品質であるとともに、家族みんなが笑顔になれるような住まいについて、ぜひマルマインハウスでご相談ください。
マルマインハウスで健康的に長生きするための注文住宅を
平均寿命が長いのは素晴らしいことですが、より豊かな人生を送るためには、健康寿命についても考えたいところです。家族や友人と好きなことを過ごして幸せに暮らすためには、まず心身ともに健康な状態であることが欠かせません。
そのためには「健康的で長生き」がキーワードとなってきます。そしてその実現には、毎日の暮らしの基本となる住まいのあり方が大きく影響します。
国が推奨するZEH基準を満たすマルヤマの高性能住宅「ゼールマルマイン」は、ご家族様へ健康的で快適な暮らしをお届けします。ご家族さまのこだわり「マイン(mine)」を詰め込んだ、理想の住まいで体と心も健康的な暮らしを実現しませんか?
2021.11.08