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家づくりについてセンサーライトで暮らしを快適に!設置すると便利な場所とは
注文住宅を建てるとき、照明のスイッチを押さなくてもオン・オフを自動で切り替えられるセンサーライトを導入すると暮らしの利便性が高まります。
しかし、センサーライトの設置場所によってはかえって不便に感じる場合もあり、住み始めてから後悔してしまうケースも少なくありません。
今回は、センサーライトの仕組みやメリット、後悔しやすい設置場所、あると便利な場所についてご紹介します。
センサーライトとは
センサーライトは、人の動きを検知して点灯する照明です。一般的なセンサーライトは、赤外線により動きを検知しており、周囲が明るい場合には点灯しない仕組みとなっています。
設置する場所や用途に合わせて、いくつかのタイプを選択できます。
▼センサーライトの主な種類
【センサーの場所】
- 照明器具との一体型
- 壁付け型
- 天井設置型
【電源タイプ】
- コンセントタイプ
- 乾電池タイプ
- ソーラーパネルタイプ など
また、電球は主にLED電球やハロゲンライトなどが使用されます。LEDは、通常の電球と比べて費用は高くなりやすいですが、長く使えるため経済的といえます。ハロゲンライトは広範囲を明るく照らせることから、屋外照明に用いられ防犯対策に適しています。屋外タイプとして用いられるものにソーラータイプの照明がありますが、こちらは日中に太陽光が得られやすいお庭などに設置するとよいでしょう。
住まいにセンサーライトを設置するメリット
センサーライトを設置することで、次のメリットが期待できます。
▼センサーライトを設置するメリット
- 頻繁にオン・オフを操作する手間を省ける
- 照明の消し忘れを防げる
- 防犯対策になる
- 夜でも安全に移動できる など
センサーライトを設置すると、人が通るときに照明が自動で点灯するため、頻繁に照明のスイッチを操作する手間を省くことが可能です。
帰宅時や家事中などで両手がふさがっている場合でも、照明をオン・オフする煩わしさから解放されます。人がいないときには照明が自動で消灯することから、照明の消し忘れも防止できます。
また、防犯対策になることもメリットの一つです。例えば、玄関ポーチにセンサーライトを設置すると、通行人や近隣住民に人の存在を伝えられるため、不審者を遠ざけることにつながります。
さらに、夜遅くに帰宅した際や、夜中にトイレに行く際などに手探りで照明をつける必要がなくなり、家の中を安全に移動できるようになります。小さな子どもや高齢の方がいるご家庭でも安心です。
センサーライトの設置でよくある後悔
センサーライトはとても便利ですが、設置する場所をよく考えないまま導入すると「何度も照明が点灯するのが気になる」といった後悔につながることがあります。
住み始めてから後悔しやすいケースには、以下が挙げられます。
▼センサーライトの設置でよくある後悔
- トイレで座っているときに照明が消えてしまう
- ペットやお掃除ロボットが動くたびに照明がついてしまう
- 廊下にセンサーライトを設置したけど、収納庫で作業をしていると明かりが消えてしまう など
センサーライトを導入する際は、「夜の時間帯で人が通るエリアか」「オン・オフを手動で切り替えるほうが便利か」などを考えて設置場所を決めることが重要です。
センサーライトを設置すると便利な場所
手動で照明のスイッチを操作するのが煩わしい場所や、夜になって照明をつけっぱなしにする必要がない場所では、センサーライトの設置が便利です。
①玄関ポーチ
玄関ポーチにセンサーライトを設置すると、家族が帰宅した際や、宅配便が届いたときなどに照明が点灯するため、防犯性を高められます。
また、夜に帰宅した際に「鍵を探しやすい」「段差につまずきにくい」などのメリットもあります。特に小さな子どもや高齢の方は、段差の存在に気がつきにくい可能性があるため、センサーライトを設置しておくと転倒の防止につながります。
ただし、人通りや交通量が多いなど、玄関ポーチの場所によっては相性がよくない場合もあるため、ライトの設置場所やセンサー部の調節、玄関ポーチの向きなど考慮する必要があります。
②玄関ホール
玄関ホールにセンサーライトを設置すると、夜に帰宅した際に手探りでスイッチを押す必要がないため、安全性が高まります。買い物後に両手がふさがっているときにも便利です。特に冬場は日が暮れるのが早いため活躍してくれます。
また、玄関ホールは1日のうちに照明をつける時間が短く、センサーライトをメインで使用することにより電気代の節約につながることがあります。仕事終わりなどの家族を迎えるために電気をつけっぱなしにしている場合など効果的です。
➂階段・廊下
階段や廊下は、常に人がいる場所ではないため、センサーライトの設置に適した場所といえます。夜間は暗くなりやすいため、人が通る際に照明が点灯すると安全性が高まります。
▼階段・廊下にセンサーライトを設置するポイント
- 階段上・階段下の2箇所に設置する
- 廊下の長さに応じて設置場所やセンサーの種類を選ぶ
なお、階段や廊下がリビングに隣接していると、近くを通る度に照明が点灯するのが気になる場合があります。センサーの検知範囲を踏まえてどの位置であれば不快にならないかを確認することが大切です。
④ウォークイン・ファミリークローゼット
ウォークイン・ファミリークローゼットは、朝の身支度や洗濯物の収納など、荷物を持って移動することが多い場所となるため、センサーライトが役立ちます。
時間が経ってから「照明をつけっぱなしだった」と気づくケースも多いことから、センサーライトで消し忘れを防ぐことがおすすめです。
また、廊下や階段下などに設置した収納庫の上部にセンサーライトを設置すれば、周囲が暗くなる場合でも必要なモノを探しやすくなります。
⑤ガレージ
車の乗り降りやガレージで作業をする際に、センサーライトがあると便利です。特に夜、車で帰宅する際に、自動で照明がつくと車庫入れがしやすくなります。
また、車を置くスペースや物置としても利用されるガレージは、セキュリティ面をしっかり対策しておきたい場所の一つです。とくに住宅街にある住まいの場合、街灯があっても夜になると周辺は暗くなりがちなので、センサーライトを設置すると安心です。
センサーライトで安心・便利な生活を実現
センサーライトは、人の動きを検知して自動で照明のオン・オフを行えるため、「常に人がいる空間でない場所」や「防犯や安全面に配慮したい場所」に設置するのがおすすめです。
照明を手動で操作する必要がなくなると、毎日の生活をより便利に過ごすことが可能です。特に階段・廊下や玄関ホール、クローゼット、玄関ポーチ、ガレージなどへの設置が適しています。
また、センサーライトを導入する際は、家族の動線や設置場所に合わせて形状・明るさ・検知範囲などを検討することもポイントです。
「家族にとって使い勝手のよい間取りにしたい」「防犯にも配慮した住まいにしたい」など、住まいづくりの疑問はマルマインハウスまでお問い合わせください。生活スタイルや家族構成、ご予算などを踏まえたうえでベストな選択をサポートいたします。
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2024.08.22
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