ブログ
インテリア&収納術暮らしに彩りを添える照明の取り入れ方。おしゃれな事例をご紹介
お部屋の印象を左右する家具の一つに、照明があります。設計やデザインの自由度が高いことが魅力の注文住宅では、照明の選択肢も豊富です。
照明は、単に部屋を明るく照らすためのものではありません。家族の理想の住まいを実現するためのアイテムとして、照明にもこだわりたいところです。
ライフスタイルやお部屋の用途に合わせて照明を選ぶことで、洗練された空間に仕上がったり、家族にとって癒しの場所になったりと、暮らしに彩りを添えてくれます。
今回は、マルマインハウスの施工事例とともに照明のおしゃれな取り入れ方を解説します。
【事例つき】注文住宅で取り入れたい照明の種類
注文住宅でのおしゃれな照明の取り入れ方について、照明の種類に分けてご紹介します。
①シーリングライト
シーリングライトは、天井に直接設置する円形の照明です。現在の日本の住宅で最も広く使われています。
▼シーリングライトの特徴
● 部屋全体を均一に照らすメインの照明
● 隅々まで光が届くため、部屋が明るくなる
● リーズナブルな製品も多く、取り入れやすい
● リモコン操作で調光・調色ができる
シーリングライトは、高所から部屋全体を均一に明るく照らします。そのため、昔からリビングで用いられることが多くありました。
製品によっては、調光・調色機能がついているものもあり、シーンに合わせて使用できます。また、リモコン操作できる製品が多く、機能性にも優れているため、子ども部屋など「遊び」「勉強」「睡眠」と様々な使い方をするお部屋に適しています。取り付け・取り外しの手軽さもシーリングライトの魅力です。
こちらは、シーリングライトに羽のようなファンが付いたタイプの照明です。リビングのように広い部屋を照らすには、灯数が多いシーリングライトを選ぶのもおすすめ。ファンがついたものは、空気を循環させて、冷暖房効率をアップできるという魅力もあります。
②ダウンライト
ダウンライトは、天井に穴を開けて埋め込むタイプの照明で、照明器具が表面に出ないことが特徴です。
▼ダウンライトの特徴
● 照明の数や配置によってメインにもサブにもなる
● 小さな光源で直接下面を照らす
● 掃除やお手入れが不要
● 天井がフラットになり、見た目がスッキリとした印象になる
ダウンライトは、天井から照明器具がでないため、お部屋がスッキリとした印象になります。インテリアの邪魔をしないほか、空間を広く見せる効果も期待できます。
こちらは、リビングの天井にダウンライトを設置した事例です。広いスペースにダウンライトを並べると、部屋のなかに程よい影が生まれて落ち着いた雰囲気になります。
見た目ではあまり違いが分かりませんが、スピーカー付きのダウンライトもありますので、リビングにつければ臨場感あふれ映画などもさらに楽しめます。また、キッチンにつければ水仕事や炒め物をしていても、TVの音量を上げることなくリビングにいる人と一緒に楽しむこともできるのでお勧めです。
こちらは、洗面所にダウンライトを取り付けた事例です。小さなスペースでも、必要なところだけスポット的に照らしてくれるため、空間が明るくなりすぎないようにできます。
③間接照明
間接照明は、壁や天井、床などに光をあてて、その反射によって空間を優しく照らす照明です。照明の光が直接目に入らないため、まぶしさを感じにくくなるほか、柔らかい光で落ち着いた雰囲気を演出できます。
▼間接照明の特徴
● 陰影のコントラストが少なく、柔らかい光に包まれるような空間をつくれる
● 暖色系の照明を選ぶと、リラックス空間を演出できる
● 塗装の素材感やインテリアなどを際立たせることができる
こちらは、寝室にスタンドライトを設置して、壁に向けて照明をあてている事例です。間接的な光でベッドサイドを照らして、リラックス空間を演出しています。眩しすぎない照明は、質の高い眠りにつなげるためにも効果的です。
こちらは、リビングの天井高くに間接照明を設置した事例です。フロア全体を照らすのではなく、天井に向けて光が届くように設置することで、光と影のコントラストが生まれて、立体的な空間になります。
④ペンダントライト
ペンダントライトは、天井から吊り下げるタイプの照明です。部屋全体を優しい光で包んでくれることが特徴です。
▼ペンダントライトの特徴
● 柔らかい光でほどよい陰影をもたらしてくれる
● インテリア性が高く、デザインの種類が多い
● 部屋のアクセントになる
● LDKで用いられることが多い
ペンダントライトはデザインの種類が豊富で、シェードの形状や素材、デザインなどによって、光の広がり方も変わるため、お部屋の空間演出に適しています。理想のお部屋を再現するときのアイテムとして、大きなポイントとなることもあります。
こちらは、ダイニングにペンダントライトを取り入れた事例です。コードを長めにして、小さなライトを連ねることで、LDKの空間に奥行きが出るほか、温かみのある光が食卓を照らしてくれます。
こちらは、ベッドサイドにペンダントライトを吊るしている事例です。寝室では、ベッドの真上に照明を設置すると、部屋全体が明るくなり、まぶしさを感じやすくなります。
ゆったり落ち着いた空間をつくるために、真上を避けてペンダントライトを吊るせば、まぶしさを感じにくく、心地よい眠りへと誘ってくれます。オレンジのような温もりのある色の電球を選ぶことがおすすめです。
⑤その他のおしゃれな照明
ここまで紹介してきた4つの照明以外にも、注文住宅で取り入れたいおしゃれな照明があります。スポットライトとブラケットライト、スタンドライトについてご紹介します。
スポットライト
スポットライトは、絵画や飾り棚の上部に設置することで、見せたい物を効果的に照らします。角度が自在に変えられるタイプをキッチンの上部に取り付けて手元を照らすなど、実用的な使い方もできます。
ブラケットライト
ブラケットライトとは、壁面や柱に設置する照明です。やわらかな陰影をもたらし、おしゃれな空間づくりに一役買ってくれます。玄関や廊下、トイレなど、小さなスペースでも空間を圧迫しないことも魅力です。
スタンドライト
スタンドライトは、床や家具の上に置いて使用する照明器具です。高さのあるスタンドライトは、空間に奥行きが生まれて部屋を広く見せる効果が期待できます。コンセントに繋いで使うため、住宅の完成後でも取り入れやすいといった魅力もあります。
またスタンドライトには床に置いて使用する「フロアスタンド」とテーブルやチェストなどに置いて使用する「テーブルスタンド」の2種類があります。
フロアスタンド
こちらは、階段横のスペースにフロアスタンドを置いた事例です。床にフロアスタンドを置くことで、足元から優しい光が広がります。温かみのある色の照明を選べば、落ち着いた雰囲気づくりにも役立ちます。
テーブルスタンド
テーブルスタンドは、ベッドサイドや書斎で使うのにぴったりです。効果的に枕元や手元を照らします。どちらのタイプも種類やデザインが豊富なので、インテリアやお部屋の用途に合わせて選べます。
注文住宅で照明を選ぶ方法
照明にはさまざまな種類があり、デザインや機能のバリエーションが豊富なので、「いろいろあって悩んでしまう」という方も多いのではないでしょうか。注文住宅を建てるときに照明をどう選ぶのか、次の2つのポイントを押さえておくとよいでしょう。
①部屋の用途に合わせて選ぶ
照明は部屋の用途に合わせて選ぶことが基本です。
「寝室ではやわらかな光に包まれたい」「子ども部屋は勉強しやすいように明るくしたい」など具体的にイメージすると、必要な照明のタイプがわかります。
部屋の用途に合わせてメインの照明を決めたうえで、サブ照明を取り入れて空間を演出するのも一つのアイデアです。また、生活動線や家具の配置をイメージして、照明やスイッチの場所を考えることも大切です。
目的に合わせて照明選びをする例として、こちらの記事もご覧ください。
②部屋のイメージに合わせて選ぶ
照明はただ部屋を明るくするだけでなく、空間演出の役割も担います。暮らしに彩りを添えてくれる照明を選ぶには、部屋のイメージに合わせることも大事なポイントです。
インテリアに合わせてデザイン性の高い照明を選んだり、インテリアの邪魔をしない照明を設置するという選択肢もあります。
またその際、家具だけでなく、カーテン・ブラインドとの相性を考えることも大切です。窓装飾は、比較的大きな面積を占めるため、デザイン性はもちろん、自然光と照明の明かりとのバランスを考慮することが大切です。
なお、デザイン性と実用性を兼ね備えたカーテン・ブラインドについては、こちらをご覧ください。
マルマインハウスでトータルコーディネートの家づくりを
照明は、住まいの空間をより魅力的にするためにこだわりたいポイントです。注文住宅を建てるときは、部屋の用途やイメージに合わせた照明選びも楽しんでみてください。
当社では、お客さまからヒアリングした内容をもとに、お部屋ごとのカラーコーディネートや照明、インテリア、ファブリックに至るまで提案させていただきます。トータルコーディネートの考え方で、“あなたらしさ”を反映した”mine”を一緒にカタチにしていきませんか。
2023.03.16
- Tag