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家づくりについて今どき家族のキッチン事情!みんなで料理を楽しめて“家事シェア”も快適に

共働き家族が当たり前になりつつある今、仕事に家事に育児にとやることが山積みで、「家族とゆっくり過ごす時間が足りない…」と感じられている方も多いのでは?

家族で家事を分担する意識はあっても、食卓の準備や片付けなどの“キッチン仕事”は、ついついママに甘えてしまいがち。忙しい毎日を送る共働き家族だからこそ、パパや子どもたちと“家事シェア”ができるキッチンにこだわってみてはいかがでしょうか。

面倒だったキッチン仕事でも、家族みんなでシェアできれば日々にゆとりが生まれ、自然と楽しく取り組めるようになるはずです。

今回は、忙しい毎日を送る今どき家族に向けて、料理やお片付けをもっと楽しく、効率よくできるキッチンアイデアをご紹介。家族のライフスタイルや働き方にぴったりなキッチンを見つけましょう。  

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フレキシブルに作業ができるアイランド型キッチン

調理や片付けを手伝いたいと思っていても、通路が狭かったり、作業スペースがなかったりで、「キッチンが混雑してしまう」という悩みがあります。必要な調理器具や調味料を出すにも一苦労で、体がぶつかってしまうという危険も。

キッチンを独立した島のように配置したアイランド型キッチンは、左右どちらからも行き来できる動線を確保しているので、キッチンが混雑するストレスを解消。ダイニング側にシンク、壁側にコンロを配置することで、「パパが洗い物」「ママが調理」など分担できて、フレキシブルな作業が可能になります。

対面側には出来上がった料理を並べられる広々スペースがあるので、調理中にダイニングまでお皿を運ぶ手間もありません。ダイニングへの手渡しがスムーズになるほか、椅子を置けばカウンターとして利用できるので、キッチンでの楽しみ方が広がります。

キッチン収納には、利用する頻度に合わせて「その場所で使うモノをしまう」のがポイント。必要なモノを近くにある収納からサッと取れることで、家族みんなで料理をしているときも、「それ取って」の手間を無くすことができます。  

お客様の声・施工事例
格別な空間に緩やかな空気が流れる邸宅視界が広がる、環境を生かした上質空間

 

スペースを有効に使える壁付けキッチン

キッチンを広く取れない間取りでも、スペースを有効活用できるのが、壁付けキッチン。

シンクや調理台、コンロ台が一列に並んでオープンになっているので、ダイニングが広く見えたり、キッチンのディスプレイが楽しめるのが魅力。

壁付けキッチンはもっともベーシックなスタイルですが、最近はステンレスや鉄などフレームのみのデザインだったりとかっこいいタイプのものが増えています。写真のようにキッチン収納にはあえて扉を設けないことで、食器や植物などのインテリアがより映える工夫も。暖かみのある木材とブラックアイアンの組み合わせで、さらにおしゃれな雰囲気が感じられます。

また、ダイニングとの仕切りがないので、みんなで料理をするのはもちろん、「ちょっと手伝って」というママの声にもすぐにサポートできます。

キッチンやダイニングは「家族の憩いの場」ともなる場所。家事シェアをするだけでなく、みんなが楽しく寛げる空間づくりも大切です。  

施工事例
木のキッチンでおうちカフェを楽しむ家

 

夫婦にぴったり!動線をコンパクトにしたL型キッチン

壁を利用してシンクと調理台、コンロ台をL字に配したキッチンは、夫婦2人で調理するのにぴったりなスタイル。吊戸棚を設置せずオープン設計にすることで、出入りしやすく開放的に見えるので、キッチンスペースにあまり広さを確保できない場合にも◎。

カップボードをすぐそばに配置することで作業スペースが広くなり、夫婦で調理や片付けをシェアできるほか、シンクからコンロまでの歩数を短縮できるので、家事効率もグンとアップ。テキパキと2人で作業を進められるのが魅力です。

また、コンロ台を壁側に配置するのがポイント。ダイニングの床に油や食材が飛び跳ねる心配がないので、油汚れなどの掃除も楽になります。「キッチンをおしゃれにディスプレイする自信がない」という人でも、ダイニングからキッチン内が見えないL型キッチンなら安心です。  

施工事例
土間とテラスで繋がる家遊びができる家

 

料理しながら会話も弾む、ペニンシュラ型キッチン

アイランド型キッチンによく似たスタイルですが、キッチンの左右どちらかが壁に面していて、対面式になっているものをペニンシュラ型キッチンといいます。吊戸棚がないオープン設計で、ダイニング・リビングと一体感のある空間づくりが可能です。

もっとも特徴的なのは、キッチンカウンターの奥行が広いこと。椅子を並べてカフェのように使ったり、ダイニング側にも収納棚・飾り棚を設けられるのが魅力です。会話をしながら料理したり、料理しながら皆で食べたりと、カウンターがあれば家族とのコミュニケーションも弾むはず。お皿や鍋をカウンターに置くこともできるので、ダイニングへの受け渡しもスムーズです。

キッチンの作業スペースや通路が広いので、複数人で家事シェアするときにもぴったり。必要なモノをすぐに取り出せてしまえるよう、ワンアクションで取れる場所に収納するのがポイントです。コンロ台は壁に面しているので、対面側への油ハネが気にならないというメリットもあります。  

施工事例
ナチュラルシャビースタイルの家

 

家事シェアのしやすいキッチンを作るために

キッチン仕事をより快適に、楽しくするためには、「家族が家事に参加しやすい環境」をつくることが大切。使いたいモノの場所が分からなかったり、作業する動線が悪かったりすると、家事がついつい面倒になってしまうもの。コンロで使うフライパンや菜ばしなどの調理器具は、コンロ下に。調理スペースで使うまな板や包丁、ボウルなどもすぐに取れる場所に収納しておくのがポイントです。

収納場所を探す苦労から解放されるから、家族も自然とお手伝いに参加してくれるようになるはず。子ども対しても「自分ができることは自分で」と、家事シェアを習慣づけることができます。家族が無理なくキッチン仕事に参加することで、子どもが自立心を持って取り組めるようになったり、家族同士のコミュニケーションが生まれるきっかけになることもあるでしょう。

 

マルマインハウスでは、キッチンの形や動線、収納などの工夫によって、家族みんなが無理なく家事シェアができる家づくりをサポートいたします。家族のかたちや夫婦の働き方が多様化する時代だからこそ、ママやパパの負担を減らす“時短”の工夫や、家事シェアが進むキッチンづくりにこだわってみてはいかがでしょうか?

「自分たちに合うキッチンはどんなもの?」「使い勝手もデザインも両立したい」そんな希望や疑問をお持ちの方は、ぜひお気軽に当社までお問合せください!

2020.07.13

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