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家づくりについて夏は蒸し暑い…!涼しく快適に過ごすための住まいの暑さ・湿気対策

梅雨のジメジメとした時期がすぎると、いよいよ夏本番。今年の夏も猛暑と言われており、照りつける太陽の暑さに加えて、台風・大雨などで湿度も高くなりやすいことから、家にいても「蒸し暑くて居心地が悪い…」と感じてしまう方も多いのではないでしょうか。

家の中の温度と湿度が高くなると、夏バテになってしまったり、熱中症につながる危険もあるため、暑さ・湿気対策は決して侮れません。また、しっかり換気ができていないと、湿気によってクローゼットや水回りなどにカビが発生しやすいという悩みも。

暑い夏を涼しく快適に過ごすためには、暑さ・湿気対策を考えた家づくりが大切です。今回は、住宅性能に重要な「高断熱・高気密・換気」というポイントから、住まいの暑さ・湿気対策をご紹介します。  

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外壁や屋根から入る熱を防ぐ、断熱対策と気密性

梅雨が終わり8月に入ると、気温が35度を超える日も珍しくありません。「家に帰ったときに空気がジメジメしている」「2階だけが暑すぎる」など、家の中の室温が高くなることから、不快感を感じていませんか?

太陽の熱が入るのを防ぐには、屋根や外壁、窓の「断熱対策」が欠かせません。

断熱性とは、外からの暑さ・寒さを遮る役割があり、適切な室温を維持するための性能のことをいいます。

断熱材にはさまざまな種類がありますが、マルマインハウスでは、「現場発泡硬質ウレタン」を採用。これはスタンダードな断熱材である「グラスウール」の1.5倍もの断熱効果を得られます。

屋根や壁など、建物の隅まですっぽりと覆う「現場吹き付け発砲」なので、狭い隙間から入る熱まで断つことができるのが特徴です。またつなぎ目が無いので、気密性に優れており、より高い断熱性を実現。屋根や壁から直接熱が伝わるのを防ぎ、気密性を高め、隙間の少ない家にすることで、快適にした温度・湿度が逃げず、心地よい空間を保てます。  

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家の熱流入のほとんどは「窓」から。ガス入りペアガラスで断熱性能をアップ

「冷房の効きが悪い」「冷房を消すと暑くて耐えられない」という現象が起きるのは、気密性だけではなく断熱性が低いことが理由に挙げられます。

なぜなら、なんと外から家に入ってくる熱の約70%は、窓などの開口部から流入しています。家の中の気温を上昇させないためには、外から暑さを入れ込まない「断熱性のある窓」を備えるのが効果的です。

窓の断熱性を高める方法には、内窓の設置や複層ガラスなどがありますが、マルマインハウスでは、熱を伝えにくいアルゴンガスを封入したペアガラスを採用。2枚のガラスの間に空気層があることによって、通常の空気と比べて約30%も熱の伝導率を抑えることができます。

また、熱を通しやすい窓のフレーム部分については、窓枠のラインと合わせて設計することで、フレームの露出を抑え、断熱性能を高めています。  

引用画像
出典:LIXIL SAMOSⅡ-H商品カタログ

 

湿気対策には、室内の「換気」がポイント

気温が高くなる夏は、湿気も高くなり、ジメジメとした不快感を感じてしまうはず。とはいえ、「窓を開けると外が熱すぎる」という理由から、なかなか窓を開けて換気できていない方もいらっしゃるかもしれません。

とくに台風や雨の日には、湿度が80%~90%まで達することも。室内の湿度が高いまま閉め切っていると、クローゼットやキッチン、お風呂場などにカビが発生しやすくなります。

湿気が家の中にこもらないようにするためには、換気をして室内の空気の流れを良くすることが大切です。ただし、炎天下の日中や、雨の日に窓を開けてしまうと、温度変化によって体に負担がかかったり、かえってジメジメした空気が入り込んで蒸し暑くなってしまうことも。

窓を開けて換気をする際は、夜など外の気温が低くなっている時間帯に行ったり、比較的湿気の少ない日を選ぶようにしましょう。

また室内を快適な温度にするためには、温度・湿度のバランスが大切。マルマインハウスでは、住まいの熱と湿度を交換しながら24時間換気する高効率・全熱交換換気システム「エココア90」を採用しています。

外気が直接室内に入ってくることがないので、夏場でもジメジメした空気がこもらず、快適な湿度を保てることが魅力です。  

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自然の力で家をクールダウン!お財布にも優しいパッシブ設計

夏の暑さと共に気になるのが、毎日の冷房費。猛暑日や日中にはエアコンが欠かせない場合もありますが、「朝や夜はエアコンをつけたくない」「コストが気になるからできればエアコン無しで暮らしたい」と考える方もいらっしゃるかと思います。

そこで、マルマインハウスでは冷暖房に頼らず、風や光、熱などの自然エネルギーをうまく住まいに活用する「パッシブ設計」を取り入れています。

自然の風が家の中を通り抜けるよう、立地条件や周辺環境を踏まえたうえで、窓の位置を工夫したり、空気が通り抜けやすい間取りを考えるなど、暑い日でも心地よく過ごせる住まいをご提案いたします。

自然エネルギーをうまく活用することで、「夏でも夜はエアコンなしでぐっすり眠れる」「エアコンを使う時間が少なくなった」など、夏の暑い家をクールダウンすることが可能です。体にも家計にも優しい、一年中快適な住まいを実現いたします。

 

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夏の猛暑でもストレスを感じない住宅づくり

これから迎える夏本番。暑さや湿気から解放されるためには、断熱性や気密性、換気性能に優れた住まいづくりが欠かせません。マルマインハウスでは、屋根や外壁、窓からの熱を防ぐため高断熱で気密性を高めてくれる断熱材や、熱を通しにくくするガス入りの窓ガラスを採用。

外からの熱の流入を抑えることで、「2階が暑くなり過ぎる」という現象を防げるほか、快適な温度・湿度が逃げない気密性で冷房の効きが良くなり節約にもつながります。

また、快適に過ごすためには、暑さだけでなく適度な湿度を保つことも大切。窓の配置や間取りを工夫して、自然と家の中に風が入り込むパッシブ設計を採用するとともに、熱と湿度の両方を交換できる換気システムも取り入れて、エアコンだけに頼らなくても、快適な温度・湿度を保ちます。

「日の当たる部屋や2階が暑すぎて耐えられない」「エアコンのせいで体がだるい」といったストレスを感じている方は、住宅の断熱・気密・換気性能を本気で考えてみてはいかがでしょうか?夏でも涼しくて快適な住まいを、マルマインハウスでぜひ実感してみてください。また注文住宅のお悩みやご相談も、お気軽に当社までお問合せくださいませ!

2020.08.07

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