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土地選びのポイント子育てを考えた土地選び。重視したい6つのポイントとは
注文住宅を建てるときのファーストステップは、土地選びです。広さや立地、価格などが主な判断基準となりますが、子育て世帯ならではの重視するべきポイントもあります。
「のびのびとした環境で育てたいけれど、利便性も外せない」「周辺の交通状況や治安などが気になる…」など、こだわりたいポイントが多くて理想の土地が見つからないとお悩みの方もいるのではないでしょうか。
これからマイホームを建てる方は、快適で安全に暮らせることはもちろん、子どもとの生活を見据えて土地を選ぶことが必要です。今回は、子育て世帯が重視したい土地選びのポイントについてご紹介します。
なお、子育てしやすい住まいづくりについてはこちらの記事をご覧ください。
子育て世帯が重視したい土地選びのポイント
子育て世帯では、必要なサービスを生活圏内で利用できる充実した周辺環境を重視したり、子どもがのびのびと遊べる自然環境を望んだりする方が多くいます。
家族構成やライフスタイル、働き方などによって「暮らしやすい」と感じる土地は変わってくるため、ご自身の生活を思い描きながら土地に求める条件を整理してみることが大切です。子育て世帯が重視したい土地選びのポイントは、主に次の6つが挙げられます。
ポイント1.広さと立地
土地の広さと立地は、初めに確認しておきたいポイントといえます。
土地の広さによって設計できる住宅の間取りやガレージ、庭などの大きさが変わってきます。ご家族の人数や子どもの予定などを踏まえて、子どもが大きくなってからもみんなが快適に過ごせる住宅を建てられる広さを確保することが重要です。
また、小さな子どもがいるご家庭では、自転車で保育園・幼稚園の送り迎えをしたり、一緒にスーパーや公園に出かけたりする機会も多くなります。そのため、前面道路の交通量や坂道の有無なども考慮したいところです。
確認しておく項目
- 将来的な子どもの人数を踏まえて、必要な部屋数の間取りにできるか
- 車の台数とガレージの広さを考慮したうえで、十分な広さを確保できるか
- 前面道路の車の交通量が多く、飛び出しによる事故のリスクがないか
- 前面道路や周辺の道路が平坦な道になっているか
なお、一般的な土地選びのポイントについては、こちらでまとめています。
ポイント2.子どもの幼稚園や学校について
子どもの幼稚園や学校について調べておく必要があります。
保育園や幼稚園までの距離が遠くなると、送り迎えが大変になります。共働きで休日に仕事があったり、帰宅時間が遅くなったりするご家庭では、延長保育や放課後または休日の学童保育についても確認しておくことが欠かせません。
また、通いたい小学校・中学校がある場合には、その学区内にある土地を選ぶ必要があります。通学路の交通状況や道路の整備状況なども併せて確認しておくと安心です。
確認しておく項目
- 保育園の待機児童の状況はどうなっているか
- 延長保育や学童保育に対応しているか(時間帯や費用も含む)
- 家や最寄り駅からアクセスしやすい場所にあるか
- 通学路に信号機や歩道、ガードレールが整備されているか
- 集団登校や親・ボランティアによる通学路の見守りを行っているか
ポイント3.治安のよさ
子育て世帯にとって気になるポイントの一つに、周辺地域の治安が挙げられます。
治安については、各都道府県警の犯罪マップを調べるほか、実際にそのエリアを歩いてみることがおすすめです。その際、昼間だけでなく夕方から夜間にかけての様子もチェックしておくことがポイントです。日中は安全そうに見えた場所でも、夕方になると人通りが少なく不安を感じる場合もあります。
確認しておく項目
- 周辺や通学路、駅までの道に街灯がついているか
- 犯罪マップでひったくりや痴漢などの事件が発生していないか
- 周辺の道路やコンビニなどにごみが放置されていないか
- 放置された空き家がないか
- 公園や公衆トイレの清掃が行き届いているか
ポイント4.自然環境のよさ
自然環境に恵まれた土地では、のびのびとした環境で子育てができる魅力があります。気軽に公園に出かけて遊べるほか、散策やアウトドアなどの自然遊びも充実できます。
また、小さな子どもがいて日中に家にいる時間が長くなるご家庭では、日当たりの良さや周辺の騒音などもチェックしておきたいポイントといえます。
ただし、台風や豪雨が発生すると水害・土砂災害などにつながる自然環境ならではのリスクもあるため、地域のハザードマップを確認しておくことも忘れずに。
確認しておく項目
- 街並みに美しい街路樹があるか
- 周辺地域に公園や緑地があるか
- 周囲に日当たりを遮る建物がないか
- 周囲に騒音・排煙などが気になる建物がないか
- 水害や土砂災害のリスクがないか
ポイント5.買い物施設や公共施設、病院の充実度
買い物施設や公共施設、病院などが近くにあることは、その土地での生活のしやすさに直結します。スーパーや商業施設が近くにあると、生活用品や食料品の買い出しがしやすくなるほか、通勤や子どもの送り迎えのときに立ち寄ることができて便利です。
また、児童館や子育て支援センター、図書館などの公共施設が充実していると、子育てに関する情報共有や相談をしたり、親同士・子ども同士の交流を深めたりできるため、子育て家族にとって心強い存在となります。
さらに、近くに小児科をはじめ、かかりつけ医となりそうな病院があるかどうか、救急病院があるかどうかも確認しておくと安心です。
確認しておく項目
- 自転車や車などの移動手段に応じて通いやすいスーパーや商業施設があるか
- 通勤の時間帯にスーパーや商業施設が営業しているか
- 自治体による子育て支援や交流の場があるか
- 近くに小児科や総合病院があるか
なお、奈良県の子育て支援についてはこちらでご紹介しています。
ポイント6.ご近所の人たちの年齢層
近隣に住む方々の年齢層や家族構成についても可能な限り把握しておきましょう。
年輩の方が多い地域では静かな暮らしがしやすくなりますが、住宅同士の距離が近いと生活サイクルの違いで気を遣うこともあります。子育て世帯が多いと、親や子ども同士のつながりができやすく、その地域への愛着や暮らしの安心感につながると考えられます。
確認しておく項目
- 小中学校の児童数はどれくらいか
- 子育て支援センターが賑わっているか
- 同じくらいの世代の家族が暮らしているか
- 休日や夕方の時間帯の公園での子どもたちや親の様子
子育て世帯の土地選びについてはマルマインハウスへご相談を
子どもの安全で快適な暮らしを守るためには、まずその土地の周辺環境について知ることが大切です。周辺の交通状況や騒音、治安などについては実際に目で見なければなかなか把握することは難しいといえます。地図を使って周辺の施設や公園の有無を確認するとともに、実際にその場所に足を運んでみることがポイントです。
子育て世帯の土地探しでは、広さや立地をはじめ、子どもの学校、治安、自然環境など確認するポイントは多岐にわたります。ご家族でその土地の周辺環境について調べることも必要ですが、プロの目線でのアドバイスもぜひ取り入れてみてください。
マルマインハウスでは、子育てを考えた土地探しから豊かで快適な生活を送るための家づくりをお手伝いいたします。理想とするライフスタイルや子育ての考え方、ご家族での過ごし方などのご要望をぜひお聞かせください。
2023.10.05