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家づくりについて新しい時代のスタートを迎え、住宅購入はどう動けばいい?
みなさん、こんにちは。
平成の時代も残すところひと月あまり。まもなく新年号も発表され、新しい時代が始まろうとしています。
10月1日からは消費税率の引き上げが予定されるなど、住宅の購入に関してもいくつかの変化が想定されています。
何が変わるのか、どう動けばいいのかを整理しておきましょう。
10月1日から予定されている、主要な制度の変更は…
●消費税率引き上げ…引き渡し・入居が10月1日以降の住宅は税率8%から10%へ。
●住宅ローン減税の期間延長…減税期間が3年間延長され、トータル13年に。
●住まい給付金の拡充…年収の制限が緩和され、給付金の金額が最大50万円に引き上げられます。
●次世代住宅ポイント制度の新設…エコ住宅、長持ち住宅、耐震住宅、バリアフリー住宅など性能の高い住宅に対するサポート制度が新設され、新築で最大35万円分のポイントが付与されます。マルマインハウスの住まいは基本的には対象となります。
●住宅取得資金贈与の非課税枠が拡大…現状700万円の非課税枠が2500万円に大幅拡大されます。(省エネ住宅等以外の場合)
トータルでみると消費税率が引き上げられても、住宅ローン減税や住まい給付金の拡大、次世代住宅ポイントの新設によるメリットも得られるので、焦って住宅を購入する必要はない、と考えることもできそうです。
ただし、住宅取得資金贈与の非課税枠拡大は、2020年4月1日以降は1000万円に引き下げられ、さらに2021年4月1日以降は700万円となります。ご両親などからの資金援助をお願いするつもりでこの制度の活用を考えている方なら、のんびり構えている時間はなさそうです。
いずれにしても、マイホームの建築をお考えならば、土地探しが重要となってきます。
最寄り駅、駅からの距離、広さ、向き、傾斜…など同じ条件を持つ土地は世の中に二つとはありません。
その他にもスーパーや学校区などの周辺環境やそれぞれのこだわりの条件を明確にし、情報収集&物件探しを早くスタートすることが、満足できる土地選びに大切なポイントとなります。
ただ、土地探しを始めると100%満足のいく土地はないという現実にも行き当たります。
そのことを見越して、こだわりに優先順位をつけておくと、後からあの時あそこに決めておけば良かった…と後悔することも少なくなるはずです。
また、同時に建築会社を見つけておくことも重要となります。
ご家族が理想と考えるお住まいのイメージはありますか?
イメージ通りの家を建てることができる建築会社探しも並行して始めましょう。
ハウスメーカーや工務店など各会社によって強みも違います。デザインや性能(耐震性、気密性、断熱性)、構造、間取りプランなど、どこかに特化していたり、バランスよく備えていたり...さらにそこに価格などの要素が加わってきます。
家を建てるうえで大事なことは何か、それを聞いてみなさんがご自身の家に何は必要と決めるのか、情報を集め、決めていくことが大事です。
増税にともない様々な政策がとられている中、人件費や材料費の高騰化は進んでいます。
焦る必要はないと思うのですが、人生で一番大きな買い物となる住宅。なかなかすぐに見つかるものではありませんので、購入を考えている方は情報収集をし、優先順位を決め、家づくりに向けて動いていくことをお勧めします。
2019.03.28