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家づくりについて注文住宅では床の色にこだわりたい!理想の住まいを実現するには?
家のなかで大きな面積を占める床は、住まいの印象を左右するポイントです。床選び一つで、住まい全体の雰囲気が大きく変わります。
家を建てたあとに床材を張り替える機会はあまりないため、注文住宅を建てるときには床の色ごとの特徴を知り、十分に検討して後悔のないようにしたいところです。
そこで今回は、注文住宅の床の色選びについて、人気のカラーや色の特徴、色選びのポイントをご紹介します。
床の色の選択肢は大きく分けて3つ
注文住宅で床の色を選ぶときは、まず色が持つ特徴を知ることが重要です。床の色の選択肢には、ナチュラル系・ホワイト系・ダーク系の3つがあります。
1.【ナチュラル系】ブラウン・ライトブラウン・ベージュ
1つ目は、明るいブラウンやベージュなどのナチュラル系の色です。
ナチュラルな色合いの床は、木材本来の色に近く、自然で温かい雰囲気を感じられることが特徴です。カーテンや家具などのさまざまインテリアのスタイルにマッチしやすいため、お好みの印象に合わせて選ぶことができます。また、毛やほこりが目立ちにくく、部屋が明るくきれいに見えやすいというメリットもあります。
ナチュラル系の床材は色や木目のバリエーションも豊富で、素材によって質感や見た目の印象が変わることから、住まいのイメージに合わせて選ぶことが大切です。また素材の良し悪しも分かりやすい色味となるため、インテリアなどこだわりたいという方は素材選びも気をつけてください。
ナチュラル系の床がおすすめの人
- インテリアの模様替えを頻繁にしたい
- 木の自然な風合いが好き
- 柔らかく明るい雰囲気を演出したい
- 飽きのこない床色にしたい
- 北欧系のインテリアにしたい
2.【ホワイト系】ホワイト・アイボリー・グレー
2つ目は、ホワイトやアイボリー、淡いグレーなどホワイト系の色です。
ホワイト系の床は、清潔感がありすっきりとした印象を感じられることが特徴です。モダンでスタイリッシュな雰囲気を演出しやすいため、テイストを選ばずスッとはまる高い汎用性があります。また明度が高いことから、空間が広々と開放的に見えやすいこともメリットといえます。
ただし、白を多用するだけでは単調になり、味気ない印象となる可能性もあります。髪の毛や黒っぽい汚れが目立ちやすいため、こまめな掃除が必要になることも。特に小さなお子さまがいるご家庭では、汚れが気になりやすいかもしれません。
ホワイト系の床がおすすめの人
- 無彩色を基調にしたスタイリッシュな雰囲気をつくりたい
- シンプルなデザインの家具が多い
- 部屋を明るく見せたい
3.【ダーク系】ブラック・ダークブラウン・ダークグレー
3つ目は、ブラック、ダークブラウン、ダークグレーなどダーク系の色です。
ダーク系の床は高級感や重厚感が出やすく落ち着いた雰囲気となり、男性からの支持も高い色です。木目のあるダークブラウンの床は温かみがあり上質な印象に、ブラックまたはダークグレーの床ではシックで洗練された印象になります。
ナチュラル系やホワイト系と比べると色味が強く、空間が引き締まって見える一方で少し狭く感じることがあります。また、濃い色の家具と合わせると暗い印象になりやすいため、インテリアや採光などを工夫して開放感を出すことが大切です。
ダーク系の床がおすすめの人
- 高級感があり上質な雰囲気をつくりたい
- ヴィンテージやインダストリアルなインテリアが好き
注文住宅で床選びに失敗しないための2つのポイント
それぞれの特徴を踏まえつつ、どのように床の色を選べばよいのかを検討する際の2つのポイントをご紹介します。理想とする住まいを思い描きながら、ぴったりの床を見つけてみてください。
1.住まいのテイストやライフスタイルをイメージする
床の色を選ぶときは、「どんな住まいにしたいのか」「どういった暮らしをしたいのか」など具体的にイメージすることが大切です。家族が好きなインテリアのテイストや理想のライフスタイルについて考えてみましょう。
例えば、観葉植物のグリーンをインテリアの中心にして自然な雰囲気にしたいなら「ナチュラル系」、ホテルライクでラグジュアリーな空間にしたいなら「ダーク系」など、住まいに適した床の色を見つけやすくなります。
2.カタログだけで床の色を決めない
床の色を決めるとき、カタログだけ見て決めるのではなく、施工事例やサンプルなども併せて確認することがポイントです。カタログの写真だけでは、実際の色と見え方が違うように感じることがあります。可能であれば、床材を見られるメーカーのショールームへ行き、大きなサイズのサンプルで確認することをお勧めします。
また、床の色だけでなく、素材によっても印象が変わります。無垢材では、自然の木ならではのやさしい質感と木目の温かさを感じられます。ホワイトやグレー、ブラックなどのタイル調の床材では、洗練されたすっきりとした印象に。一般的によく使用されている複合フローリングであっても、シートタイプと突板タイプがあり、土台となる床にどんな素材を使うかで、空間としての見え方が大きく変わります。
床の色を含めた統一感のある住まいづくりを
床の色には、大きくナチュラル系・ホワイト系・ダーク系の3つの種類があります。それぞれの色に特徴があり、印象や雰囲気も変わってくるため、好きな住まいのテイストや家具・インテリアの色合い、壁や天井とのバランスなどを考慮して選ぶことがポイントです。
マルマインハウスでは、ご家族さまが叶えたい住まいのイメージをもとに、フローリング選びをはじめ、お手持ちの家具との相性、壁や天井などの全体を踏まえた統一感のあるデザインを提案いたします。
「こんなテイストの家にはどんな床の色がおすすめ?」「お気に入りの家具を引き立たせる床の色が知りたい」などのお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。じっくりと話し合いを重ねながら、理想の住まいを一つひとつ形にするお手伝いをいたします。
2023.12.14