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土地選びのポイント土地探しの前に知っておきたい、狭い道路・広い道路のメリット・デメリット
土地選びは、家づくりで重要なポイントのひとつ。さまざまな基準がありますが、とくに価格や立地条件、土地の広さに注目される方が多いのではないでしょうか?
でも実は、家の前の「道路の幅」もチェックしておかなければなりません。
道路の幅が狭いと車の運転や駐車が大変だったり、反対に道路が広いと交通量が多くて安全面が気になったりと、生活に与える影響が大きいのです。
今回は、毎日の暮らしに関わる住宅の「前面道路」についてお話したいと思います。
狭い道路と広い道路とどちらを選べばよいのか、それぞれのメリット・デメリットについてお話しします。これから土地探しを本格始動する方は、ぜひ知っておいてくださいね。
暮らしの快適さを左右する!前面道路とは
前面道路とは、建築物の敷地に面する道路のこと。
建築基準法により認定された道路で、敷地に2m以上接する必要があります。また、住宅を建てる場合は、1つ以上の前面道路に接する必要があり、その幅員は通常4m以上とされています。
住宅の前面道路の幅は、車の運転のしやすさや交通量にも関わってくるため、毎日の生活に直結しやすい部分です。方位についても、日照時間に関わることから、暮らしに影響が出やすい部分といえるでしょう。
そのほか、たとえば道路の幅が狭いと、建築時に工事のトラックや重機が敷地に入れず建築工事に追加費用がかかるケースもあります。資金計画という面でも、前面道路の条件についてはきちんと確認しておきたいところです。
道路の幅によるメリット・デメリット
土地の価格や、住み始めてからの生活も左右する道路の幅。
狭い道路と広い道路では、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
ここでは、道路幅が4mと6mの平坦地を例に、メリット・デメリットをまとめました。
狭い道路(4m道路)の場合
4mの道路は、車1台分が通れるほどの通路幅です。比較的古い分譲地や、昔ながらの市街地に多く見られます。
■メリット
・土地の価格が比較的安い
・交通量が少ないことも多く、お子さまのいるご家庭でも安心
・大型車の通行がなく、騒音・振動が少ない
・閑静で静かな環境
■デメリット
・車の駐車が難しい場合がある
・大型車が通りにくく、車同士のすれ違いができない場合がある
・道路を挟んだ向かいの家との距離が近いため、日陰になる可能性がある
・道路斜線制限により、建築に制限を受けやすい
交通量が少なく、閑静な住宅地という立地条件であることが多いため、静かな暮らしを求める方には適しています。また、土地の価格が抑えられるため、浮いた資金を建築費に充てて、こだわりの住宅を建てられる場合もあります。
ただし、4mと狭い道路の場合、駐車が難しい、車のすれ違いができないといった交通面の不便さもあります。向かいの家との距離が近く、日当たりが悪くなる可能性もあるため、事前に周囲の環境を確認しておくことが重要です。また、場所によっては地元民の抜け道になっていることもあり、意外と交通量がある場合もありますので、時間帯、曜日を変えて現地を確認していただくことをお勧めします。
広い道路(6m道路)の場合
6mの道路は、一般的な自家用車がすれ違いできるほどの通路幅です。大規模な分譲地や、区画整理された地域に多く見られます。
■メリット
・道路幅が広く開放感がある
・区画整理された地域の場合、街並みがきれい
・道路を挟んだ向かいの家との距離が離れるため、日当たり・通風がよい
・大きな車でも駐車しやすく、車のサイズを気にしなくてよい
・道路斜線制限の影響が小さくなり、住宅設計の自由度が高い
■デメリット
・土地の価格が比較的高い
・交通量が多くなると安全面への配慮が必要
・騒音が気になる場合がある
・路上駐車をされることがある。
通路幅に余裕があるため、大きな車でも駐車しやすいといったメリットがあります。また向かいの家と一定の距離が空くことで、日当たりや通風を確保しやすいことも魅力です。ただし、通行面の利便性が高い分、交通量が多く、騒音や安全面が懸念されることには注意が必要です。土地の価格も高くなる傾向があるため、価格帯と周辺環境のバランスを考慮して選ぶ必要があります。
道路の方位もチェック
住宅を建てる敷地から見て、前面道路がどの方位になるかもチェックしましょう。
道路の方位は、家の間取り設計や日当たりにも関わるため、日々の暮らしを考慮して選ぶことが重要です。
南側道路
日当たり、通風ともに良好な場合が多く、一般的に人気の高い方位といえます。土地の南側に庭やリビングを作ることで、住まいに光をたっぷり取り入れることができます。ただし、道路側にLDKなどをつくり、大きな窓を設置すると、視線が気になりやすいため、外構などを工夫する必要も。また、土地の価格も比較的高くなる傾向があります。
北側道路
季節や時間帯などの条件によっては日当たりが悪くなる可能性があります。とはいえ、リビングや庭を道路とは反対の南側に作れば、採光や通風を確保しやすくなり、通行量の多い北側道路からのプライバシーも守りやすくなります。北側道路の価格は、南側道路と比べて比較的安くなる傾向があります。
東・西側道路
居室をすべて南向きに設計しやすく、日中のほとんどで自然光が入るようになります。南側道路よりも価格が安くなるケースもあります。東側のほうが朝日が入りやすく、西側では夏場に西日が入りやすいといった違いがあります。家の中で過ごす時間帯や場所を考慮して選ぶとよいでしょう。
土地の特性を生かしたマルマインハウスの分譲住宅
土地を探すときは、価格や立地条件、土地の広さだけでなく、前面道路の幅や方位についても確認することが大切です。土地も立地も満足しているけど、「日当たりが悪い」「車移動が不便」といった環境にならないよう、道路の条件も事前にチェックしましょう。
「道路を考慮した土地選びが分からない」「コストを抑えつつ住み心地のよい立地を探している」といった方は、分譲住宅という選択肢もあります。
マルマインハウスの分譲プロジェクトでは、その街や土地の特性を活かして、建築から街づくりまでを一貫してプランニングしております。住宅そのものの品質はもちろん、車移動にも便利な区画整理や、安全面への配慮も欠かしません。住み始めてからも快適で安全な住まいをご提案いたします。
また、分譲住宅であっても、基本的な間取りやデザインについてはご家族様で検討できるのが当社の強み。自社一貫施工ならではの高い品質を保証しつつ、住まう人の個性やライフプランを反映できる住宅づくりを心がけております。
「どのような土地がよいか分からない」「予算に合う土地を探したい」とお悩みの方は、ぜひマルマインハウスまでご相談ください。住まいづくりだけでなく、土地や道路に関する豊富な知識を持つスタッフがお待ちしております。
マルマインハウスの分譲住宅については、こちらもご覧ください。
2021.04.15
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