ブログ
お金に関して注文住宅を購入するその前に!家計の支出を整理しておこう
注文住宅を購入するとき、本格的な検討段階に入る前にチェックしておきたいのが「家計の支出」です。ほとんどの方が住宅ローンを利用するため、購入後の返済計画をしっかりと考えなければなりません。
いくらまでならローンの返済に充てられるのか、その判断材料は年収だけでは不十分かもしれません。収入に対する支出額をふまえて、返済可能額や住宅購入の予算を考えることが大切です。
今回は、住宅購入の前に整理しておきたい支出項目と、家計の見直しポイントについて考えていきたいと思います。
支出のチェックと家計の見直し、なぜ大切?
「毎月〇万円なら返済できそう」「貯蓄が少しあるから大丈夫」などと思っていませんか?
住宅の予算を考えるうえで、まずは現状の家計の支出をチェックしておくことが重要です。よく考えずにローンを組むと、「購入後に支出が増えてきた」「趣味や旅行にお金を使えなくなった」などと失敗するケースも。
支出のチェック・家計の見直しが必要な理由には、以下があります。
1つ目は、無理のない資金計画を立てるためです。収入と支出のバランスをチェックするこどで、どれほどの金額であれば余裕をもって返済し続けられるのかが分かります。
2つ目は、住宅購入後の家計の見通しを立てるためです。賃貸や集合住宅から戸建てに引っ越すことで、固定資産税の支払いなど、これまでとは違った支出が発生します。お子さまがいるご家庭では、養育費や学費にもお金がかかります。
安心したライフプランを立てるために、お金の不安はなくしたいところ。まずは現状の支出チェックから始めましょう。
「家計の支出」にはどのようなものがある?
毎月の支出をきちんと把握していますか?家計簿などを付けていないご家庭であれば、「支出のチェック」や「家計の見直し」にハードルを感じてしまうかもしれません。
まずは、1か月の家計をチェックすることから初めてみましょう。より正確な金額を知るためには、収入・支出の内訳を記録してみることをおすすめします。
家計の支出には、以下のような項目があります。
・住居費
・水道光熱費
・食費
・通信費(固定電話、携帯電話代、インターネット回線、WiFiなど)
・保険料(生命保険、学資保険、自動車保険、火災保険、健康保険など)
・教育費
・被服費
・日用品費
・趣味、娯楽費
・交際費
・医療費
・おこづかい
・貯蓄
家賃や保険料などの固定費に加えて、食費や光熱費は毎月変動します。余裕を持って生活するためには、毎月の貯蓄も考えなければなりません。節約できそうな項目や、基本料金の見直しができそうな項目はないかなど一度考えてみましょう。
今すぐ見直したい項目は3つ!支出の整理で家計費を節約しよう
家計のなかでも比較的見直しやすいコストには、以下が挙げられます。
水道光熱費
日々の暮らしのなかで、使い方を意識して水道光熱費を節約することができます。また、契約内容によっては基本料金が変わるものもあります。
電気事業者や料金プランを変更することで、月々の電気料金が大幅にカットできるケースもあります。「なんとなく契約している」という方は、一度ほかの事業者と比較してみるとよいかもしれません。
通信費
固定電話や携帯・スマートフォン、自宅のインターネット回線・WiFiなどの通信費も、見直しやすい項目のひとつです。生活に欠かせないインターネットは、今後継続的に発生するコストといえます。
スマートフォンの機種や会社を変更したり、インターネットのプロバイダーやプランを変更したりなど、改善の余地が多くあります。家族が増えるほど通信費がかさむため、節約できる方法はないかチェックしてみましょう。
不要なオプションを解約したり、お得な割引プランに加入したりといった方法もおすすめです。家族の使い方に合わせて契約内容を見直してみてください。
保険
住宅購入をふまえて、生命保険や損害保険など、保険の見直しを行なうのもおすすめです。加入している保険の保障内容や、生活状況などを考慮しながら、本当に必要な保障は何か考えてみましょう。
ただし、いざという時に必要な保障が得られないとなると本末転倒です。とくに保険に関しては、単に「節約」を目的とするのではなく、家庭の現状に即した保障内容について「見直し」することを中心に考えましょう。
「返せる金額」を明らかにすると、住宅購入が現実的なものに
金銭面に不安を感じて、住宅購入に踏み切れないという方もいるのではないでしょうか。確かに、注文住宅を購入するとなると、自己資金や住宅ローンなど、お金のことを考えなくてはなりません。
しかし、家計の支出の現状を知ることで、資金計画の見通しが立てやすくなります。「いくらまでなら返せる」という数字が明確になれば、住宅購入の予算を判断できて、住宅購入がより現実的なものとなります。
また、余裕を持って返せる金額を知っておくと、「ちょっと無理をしてでもいい家を」と判断を早まってしまうこともありません。住宅購入に資金を充て過ぎて、「子どもの教育資金や夫婦の老後資金が足りない…」という事態も防ぐことができます。
住宅を購入してからも安心して暮らせるよう、毎月の支出を整理して、今後のライフプランを考慮した資金計画を立てることが大切です。
注文住宅の費用が気になる方は、こちらもご覧ください。
資金計画や住宅ローンのご相談は、お気軽にマルマインハウスまで
お金に関することは、住宅購入を考えるうえで非常に重要なものです。
注文住宅を購入する前に、まずは家計の支出状況を確認してみましょう。家計の現状を把握して、見直ししていくことで、予算や住宅ローンの借入額などのマネープランが見えてきます。
夫婦の働き方やお子さまの予定など、家庭によって最適なマネープランは異なります。住宅購入を検討している方は、一度ご家族で将来について話し合ってみるのがおすすめです。
マルマインハウスでは、お客さまの快適で理想的な住まいを実現するために、住宅に関することはもちろん、資金計画もしっかりサポートいたします。無理なく安心して暮らせるような、住宅ローンや返済プランのご提案。またFP相談なども承っております。
家計の支出に関するお悩みから住宅ローンのご相談まで、ぜひお気軽にマルマインハウスまでお問合せくださいませ。
2021.03.25