ブログ

家づくりについて注文住宅のトイレはどこに設置する?間取りのパターンや選び方のポイント

注文住宅を建てるときに「トイレをどの位置に設置するか」と悩まれるご家族も多いのではないでしょうか。生活に欠かせないトイレは、家族みんなが毎日使用する場所です。

家の中のどの位置にトイレを設置するかによって使い勝手が変わるほか、使用中の音やにおいも考慮する必要があります。そのため、生活動線やほかの部屋との位置関係を踏まえて間取りを考えることが大切です。

今回は、注文住宅でトイレの間取りを決めるときのポイントや代表的な間取りのパターンについて、マルマインハウスの施工事例とともにご紹介します。

トイレの間取りを決めるときのポイント

関連ブログ
上質な素材と“中庭”が豊かさをつくる家

注文住宅でトイレの間取りを決めるときに考慮するポイントには、次の4つが挙げられます。

内容 考慮するポイント
トイレの数 家族が必要な時間帯にトイレを使用できるか
広さ トイレ内の手洗い場や収納スペースは必要か
音やにおい LDKや個室にいるときに音やにおいが気にならないか
プライバシー 家族や来客者がトイレを使用する際にプライバシーを守れるか

1.トイレの数

トイレの数は、家族の人数や一人ひとりの生活時間、建物の階数などを踏まえて検討します。家族の人数が多く生活時間が一緒の場合は、朝や就寝前などの時間帯にトイレが混み合いやすくなります。

また来客時、特に宿泊をする場合にトイレが2ヶ所以上あると気兼ねすることなく使用してもらいやすくなります。2階建て以上の住宅にする場合には、各階にトイレがあると便利です。

2.トイレの広さ

トイレの配置場所に応じて広さを考えることもポイントです。洗面所やコロナ後に増えた手洗いを玄関に配置する間取りで、その横にトイレを設置する場合にはトイレ内の手洗い場は不要ですが、トイレを単独で設置する場合には手洗い場が必要となります。

また、トイレで使用する掃除道具やサニタリー用品を保管するスペースも考慮して、快適に過ごせる広さを確保しておくことが重要です。

3.音やにおい

トイレで水を流す音が隣接する部屋に響いたり、近くの部屋でにおいが気になったりする可能性もあります。食事をするキッチン・ダイニングや音が気になりやすい寝室との距離には気をつけることが重要です。

4.プライバシー

家族はもちろん、親戚や友人が訪問したときにトイレを安心して使えるように、プライバシーを守れる間取りにすることも重要です。

例えば、ランドリースペースや脱衣所を経由してトイレにアクセスする間取りになっていると、生活感が見えやすくなったり、誰かが入浴中にトイレを使用できなくなったりします。また、ほかの部屋からトイレが丸見えになっていると、使いづらさを感じてしまう人もいると考えられます。

注文住宅で取り入れられるトイレの間取り

ここからは、注文住宅で取り入れられている一般的なトイレの間取りについて、マルマインハウスの施工事例とともにご紹介します。

玄関から近い場所

施工事例
無垢の温かみを感じるナチュラルな家

出勤前や子どもが学校から帰ってきたときなどは、トイレを利用するケースが多いのではないでしょうか。玄関から近い場所にトイレを設置すると、外出時や帰宅時にトイレを利用しやすくなります。

また、LDKの空間と距離を保てることから音やにおいが気になりにくいほか、ランドリースペースや脱衣所を経由せずにアクセスできるため、お客さまにも安心して使ってもらえます。

こんな家族に向いている

  • 外出・帰宅時によくトイレを利用する
  • トイレはLDKから離れた場所に設置したい
  • 来客が多い

洗面・脱衣所と同じスペース内

施工事例
将来の暮らし方を見据えた家

洗面・脱衣所があるスペースにトイレを設置すると、朝の身支度や入浴前にトイレを使いやすくなり、生活動線がスムーズになるメリットがあります。

また、洗面所の近くに設置するとトイレ内に手洗い場を設ける必要がなくなり、コンパクトな広さに抑えたり、掃除の手間を省いたりすることが可能です。さらに、水回りを一か所にまとめられるため、建築コストも抑えやすくなります。

こんな家族に向いている

  • 朝の身支度時や入浴前にトイレを使用したい
  • 来客が少ない
  • 居住人数が少なく、家族が入浴時にトイレを使えなくても困らない(ただし、2階など他にもトイレを設けている場合は別)
  • 建築コストを抑えたい

廊下内にある階段下のスペース

廊下内に上下階をつなぐ階段がある場合には、階段下のスペースにトイレを設置する方法があります。LDKや各階の部屋からでもアクセスがしやすくなるため、利便性の向上が期待できます。

また、階段下のデッドスペースを有効活用して、そのほかのスペースを居住空間に充てられることも大きなメリットの一つです。そのほか、LDK部分や2階の部屋と空間が仕切られることにより、音やにおいも気になりにくくなります。

こんな家族に向いている

  • 2階建ての家でトイレを1つにしたい
  • トイレ以外のスペースを広くとりたい
  • LDKとの空間をしっかり分けたい

LDKのとなり

施工事例
素材の美。「経年変化」を愉しむ平屋

LDKのとなりにトイレを設置する間取りがあります。生活空間の中心であるLDKの近くにトイレがあることで、家族みんなが使いやすくなります。小さなお子さまや高齢の方がいるご家庭でも安心です。

また、LDKの近くにトイレがあると冷暖房の空気が届きやすくなり、夏場・冬場でも快適な温度に保ちやすくなります。

LDK近くのトイレが向いているのはこんな人

  • 家族がリビングで過ごす時間が多い
  • 子どもや高齢者がいるため、トイレの出入りを見守りたい
  • 快適な温度環境を維持したい

家族構成や生活スタイルに合わせた間取りをご提案

トイレの間取りは、注文住宅で意外と悩みやすい要素の一つです。家族みんなが1日に何度も使う場所だからこそ、使い勝手がよい場所・空間にしたいところです。

家族構成や生活時間、来客の頻度などを考慮して、トイレの数・広さ・ほかの部屋との位置関係などを考えることがポイントです。

「自分たちの生活スタイルに合った間取りがどのようなものが分からない」といったお悩みやご相談は、マルマインハウスまでお気軽にお寄せください。家族構成やご家族の生活スタイル、予算などを踏まえて、居心地よく暮らせる間取りのプランをご提案いたします。

関連情報
資料請求

2024.07.18

ブログ一覧に戻る

おすすめの関連記事