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家づくりについて住まいの「外観」に悩んだら。決め方のポイントや参考にしたい施工事例を紹介

住まいの外観は、マイホームの「顔」ともいえる大事なポイントです。

外観にこだわることで、家族が帰ってきたときに「この家を建ててよかった」という我が家への愛着が生まれます。また、耐久性やメンテナンス性にも影響するため、安心して長く住み続けるためにも外観づくりが大切です。

マイホームの準備を進めるなかで「外観を決めるときにどんな要素を検討すればよいの?」「理想のイメージが浮かばず、なかなかデザインが決まらない」という方もいるのではないでしょうか。

今回は、外観を決めるときのポイントや重要な要素についてお伝えします。マルマインハウスの施工事例も併せて紹介するので、理想のイメージを膨らませてみてください。

住まいの外観を決めるときのポイント

住まいの外観を決めるときは、以下の4つのポイントを中心に考えるとデザインのイメージが固まりやすくなります。

ポイント①家の形状

家の形状は、外観を決める土台となります。どのような形状にするかによって、見る人に与える印象やメリットが異なります。

凹凸が少なく直線で構成されたシンプルな形状

シャープで落ち着きがある印象になります。洗練されたモダンなデザインとも相性がよい形状です。また、四角形・長方形の構造は耐震性に強く、外壁の面積が少なくなることで建築費や塗装のメンテナンス費用なども抑えられます

凹凸や曲線を取り入れた形状

立体感や奥行きが生まれて表情豊かな外観になるため、見る人に優雅な雰囲気や個性的な印象を与えます。また、敷地の形状や周辺環境に合わせて、採光やプライバシーを設計することが可能です。ただし、シンプルな形状と比べると、建築費や塗装のメンテナンス費用が高くなりやすいといえます。

ポイント②屋根の形状

家の形状とともに考えたいのが、屋根の形状です。屋根の形状によって外観のイメージが左右されるほか、雨風の影響やメンテナンス性、建築コストなどが変わります。

一戸建て住宅で採用される主な屋根の種類

種類 特徴
切妻(きりづま)屋根 建物の両側に2枚の板を傾斜させた山形の屋根。施工費やメンテナンス費用を抑えやすいが、屋根がない方の外壁は雨や日光の影響で劣化しやすい。
寄棟(よせむね)屋根 屋根の頂点から4方向に傾斜させた屋根。耐風性能が高く、雨や直射日光による外壁の劣化を防ぎやすいが、切妻屋根よりは施工費が高くなりやすい。
片流れ(かたながれ)屋根 屋根面が1枚で片側に傾斜を設けた形状の屋根。左右非対称の直線的な形状でスタイリッシュな印象になる。軒がない側の外壁は雨や日光で劣化しやすく、片側勾配で雨どいへの負担がかかりやすい。
差し掛け屋根 切妻屋根の屋根面に段差を設けた形状の屋根。切妻屋根よりも外観に立体感が生まれ、段差部分を活用して採光や通風を確保しやすい。屋根と外壁の接合部分で雨漏り対策の強化が必要。
陸(りく・ろく)屋根 屋根面に勾配がほとんどなく平らになっている屋根。屋上として活用できるが、雨水が溜まりやすいため、防水設計やメンテナンスに費用がかかる。

上記以外にも、片流れと陸屋根を取り入れるなど、さまざまな形状を組み合わせた複合型の屋根もあります。

住まいの形状とのバランスや見た目の印象に加えて、水はけや外壁への影響なども踏まえて機能性を確保することが大切です。

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屋根の形状で住宅の印象が変わる! 代表的な7つの種類のメリット・デメリットを解説

ポイント③外壁の素材

外壁の素材は、外壁の耐久性やメンテナンス性、建築コストなどに影響します。一戸建て住宅に採用される主な素材には、以下が挙げられます。

主な外壁の素材

種類 特徴
窯業系サイディング セメントに繊維質を混ぜて板状にした外壁材。タイル調・レンガ調・木目調などデザインが豊富。つなぎ目が劣化しやすく、また吸水性のある素材なため塗膜の劣化を防ぐ必要があり、10~15年ごとに再塗装が必要。
金属系サイディング 金属板を成形・加工して断熱材を裏打ちした外壁材。軽量のため耐震性に優れており、断熱性・耐久性が高い。ほかのサイディング材よりもメンテナンス費用を抑えやすい。
モルタル セメントと砂を原材料とした外壁材。職人が手作業で塗り上げるため、仕上げの自由度が高い。
ALCパネル(軽量気泡コンクリート) 珪石・セメント・生石灰・発泡剤のアルミ粉末を主原料として、高温高圧で養生した外壁材。軽量でありながら強度や断熱性、耐火性、防音性に優れている。

現在主流とされているのが「窯業系サイディング」となっており、上記のうち金属系サイディングや軽量気泡コンクリートは、特に耐久性が高い外壁材となります。

また、外壁以外にも素材としては軒天に天然木を使用することで、高級感や木のぬくもりを感じさせ、落ち着いた雰囲気を演出することもできます。

ポイント④外壁の色

外壁の色は、外観のデザイン性を左右する要素です。屋根や破風板、窓のサッシ、玄関ドアなどの色とのバランスを含めて考える必要があります。

使用する色を「3色まで」にすると、外観に統一感が出やすくなります。一戸建て住宅の外壁の色には、以下のような選び方があります。

  • 1色で統一する
  • 同系色の落ち着いたカラーでまとめる
  • アースカラーをアクセントカラーに取り入れる など

また、見た目の印象だけでなく「汚れの目立ちにくさ」「日光による熱の持ちやすさ」などを考慮することも大切です。

人気のある外壁の色と特徴

特徴
ベージュ・クリーム
  • 柔らかくて優しく、明るい印象
  • ホワイトよりも汚れが目立ちにくい
  • 夏場でも日光による熱を持ちにくい
  • 流行に左右されず、どんな街並みにも調和する
グレー
  • モダンでスタイリッシュな印象
  • ライトグレーはすっきりとした雰囲気、チャコールグレーは重厚感ある高級な雰囲気になる
  • ブラック・ブラウンの建材や木材との相性がよい
グレージュ
(グレー+ベージュ)
  • 温かみがあり上品で落ち着いた印象
  • 砂埃や泥汚れが目立ちにくい
  • レンガ色やセージグリーン(くすんだ緑)などの自然色や中間色と調和しやすい
ネイビー
  • 洗練されたモダンな雰囲気と高級感がある
  • 日中は爽やかに、夕暮れは落ち着いた印象になる
  • 夏場に熱がこもりやすい

住まいの外観づくりで押さえておくこと 

住まいの外観について設計する際は、周辺との調和性や耐久性、窓や庭の設置場所なども考慮しておくことが重要です。押さえておきたい4つの項目について解説します。

街並みや自然との調和

街並みや自然と調和するデザインにすることが大切です。

その土地の風土や雰囲気になじむ外観にすることで、住むほどに家やその街への愛着が深まっていき、暮らしを豊かにしてくれます。

また、調和のとれた風景は、住む人に安心感をもたらします。そのエリアの街並みに配慮して外観を設計することにより、近隣住民との良好な関係性を築くことにつながります。

耐久性・耐風性

住まいの外装・外構は、雨風から家族を守る役割があります。安全に暮らせる住まいをつくるには、耐久性や耐風性を確保することが必要です。

耐久性や耐風性を高めるためのポイント

  • 建物や屋根は「風の抵抗を小さくする」形状を選ぶ
  • 外壁材は「硬く割れにくい」ものを選ぶ
  • 外壁パネル同士のつなぎ目を充填する適切なシーリング材を選ぶ など

地域の気候特性や、周辺の建物によって受ける風の影響なども考慮して、建物・屋根の形状や外壁材を選ぶことが重要といえます。

窓の大きさ・配置

窓の大きさ・配置を決める際は、「日当たり」「プライバシー」「雨風の影響」を考慮することが必要です。

LDKに面する方向には、明るく開放的な空間になるように大きな窓を設置したいところですが、「通行人や隣家からの視線が気にならないか」を考えなければなりません。

また、屋根の形状によって窓からの日の入り方が変わるほか、軒がない外壁は雨や飛来物が直接窓に当たってしまう可能性があります。

日差し・視線のコントロールや安全性も考慮して、窓の大きさ・配置を検討することも重要です。

庭の位置

庭の位置を「建物と道路のどちら側に接するか」によって、住まいの外観やプライバシー性が変わります。庭の用途や広さに応じて選択することが必要です。

前面道路側

庭を前面道路側に設ける配置。外から見たときに家の正面が庭越しに見えるため開放感があり、植栽も外観の一部として華やかな印象を与えられる。ただし、通行人からの視線が入りやすいため、シンボルツリーやフェンスなどによる目隠しの工夫が必要。

バックヤード

建物の裏手や奥まった場所に庭を設ける配置。家の正面は玄関・アプローチ・駐車場のみですっきりとした印象を与えられる。庭は周囲の視線が気になりにくく、プライベートな空間として活用できる。

中庭(コートハウス型)

建物で囲むように庭を設ける配置。道路に面していないためプライバシーを確保できるほか、室内から解放的な風景を望める。建物の形状がL字型・コの字型・ロの字型になる。

マルマインハウスの施工事例

ここでは、マルマインハウスにおける外観の施工事例を紹介します。

オープン外構で開放感のある外観

施工事例
奈良県生駒郡 |注文住宅 あらゆる場所に上質な時間を感じる家

黒をメインにカーキ(くすんだ淡い茶色)の外壁のコントラストが特徴的な外観です。片流れ屋根と玄関周りの陸屋根で段差をつけて、立体感を演出しています。また、玄関ドアの天然木と優しいカーキ色との組み合わせにより、上品で落ち着いた印象に仕上がっています。

ブラックを基調としたスタイリッシュな外観

施工事例
奈良県北葛城郡| 注文住宅 凛とした空気感が心地よい高性能住宅

外壁はブラックを基調として屋根や破風板、サッシの色もブラック系でまとめています。また、軒天には天然木のレッドシダー、玄関周りの壁にはベージュがかったグレーの外壁を採用したスタイリッシュな外観です。

玄関回りのデザインにアクセントを加えたことで、住まい全体の表情が豊かになり、優しく落ち着いた雰囲気があります。また、建物の形状に凹凸を取り入れることで、奥行きが生まれて個性が感じられる外観となっています。

やさしく温かみのある外観

施工事例
奈良県生駒市|時を重ねても心地よいナチュラルな空間

ミディアムグレーの外壁と、オータムブラウンのサッシがなじむ外観です。全体的に優しい色合いで、家族を温かく迎え入れるような雰囲気となっています。玄関が前面道路に面していないため、プライバシーが確保されやすい構造になっていることも特徴です。

また、お庭は前面道路側に設けていますが、カーポートやフェンス、植栽で程よく目隠しされています。

スリット窓が印象的な外観

施工事例
奈良県大和郡山市 |分譲プロジェクト 白を基調とした シャビーシックな家

ベージュを基調とした外壁に、ブラウンのアクセントカラーと軒天のレッドシダーが映える外観です。柔らかいベージュと同系色でまとめたデザインにより、安心感を得られる優しい雰囲気になっています。また、縦長のスリット窓でモダンな要素を加え、外観を印象的に仕上げています。

住まいの外観にもこだわりを反映しよう

住まいの外観づくりでは、外壁や屋根の形状・色のほか、耐久性、街並みとの調和などのさまざまな要素を考慮する必要があります。

外観によって印象が大きく変わるため、まずは「どのような雰囲気の家にしたいか」といったデザインの方向性を決めることがポイントです。そのうえで、施工費やメンテナンス性などを踏まえて、外壁材や屋根の種類、窓・庭の位置などを具体化していきましょう。

マルマインハウスでは、我が家としての愛着を育む住まいづくりをお手伝いいたします。街並みや自然との調和を大切に、こだわりと機能性・コストとのバランスを考慮した設計プランをご提案いたします。

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