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土地選びのポイント土地探し知っておきたい5つの形状。特徴やメリット・デメリットを知っておこう

家を建てるときに重要な要素のひとつに、土地選びが挙げられます。まったく同じ広さの土地であっても、その形状によって土地の価格や住み心地が変わることがあります。

土地といえば四角い形状を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は形状はさまざま。正方形や長方形などの一般的な土地のほうが価格は高くなりがちですが、変わった形だからといって必ずしもデメリットばかりではありません。

今回は、土地選びで大切な「土地の形状」について、それぞれの特徴やメリット・デメリットなどを紹介します。

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土地選びのポイント

土地の形状はなぜ重要?

土地の形状が重要な理由のひとつには、建てられる住宅の自由度が挙げられます。住宅設計の自由度は、立地や道路幅などにも影響しますが、一般的な正方形や長方形の土地のほうが設計の自由度も高いとされています。

一方、正方形や長方形ではない変形地の場合は、建築物の汎用性が低いとされるため、設計段階で制限があることも少なくありません。「車の出し入れが大変」「庭となる部分はたくさんあるのに、形がいびつなので倉庫など置きたい大きさのものが置けない」といったように、住み心地にも影響します。

また、土地の形状によって価格も左右されます。住宅を建てやすい正方形や長方形の形状で、整備された土地であれば、土地の価格も高くなりやすくなります。対して、変形地は土地の価格が安く設定されている傾向があります。どのような住宅を建てたいか、希望の条件や予算などを考慮して選ぶことが重要です。

なお、土地選びでは周囲の道路幅についてもチェックしておく必要があります。道路幅にいて詳しく知りたい方は、下記ブログもご覧ください。

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土地探しの前に知っておきたい、狭い道路・広い道路のメリット・デメリット

 

土地探しでチェックしておきたい5つの形状

土地の形状として代表的なものには、以下の5つがあります。

①正方形
②長方形
③旗竿地
④台形地
⑤三角地

それぞれどのような特徴があるのか、メリットやデメリットも合わせて見ていきましょう。

 

①正方形

正方形の土地は、住宅を建てる土地として使いやすいとされており、設計の自由度も高くなります。ただし、坪数が小さい場合には、駐車場を配置することで間取りに制約が生まれる可能性があります。敷地の広さや、建築したい住宅の間取りなどを考慮して選ぶことが大切です。

【メリット】

・住宅設計の自由度が比較的高い
・坪数が増えるほど価値が高くなる

【デメリット】

・坪数が少ないと使いづらい
・間取りのバリエーションが限られる可能性がある

 

②長方形

長方形の土地は、正方形よりも使いやすい土地とされることが多くあります。駐車場を配置しやすく、居住スペースを広く取りやすいのが特徴です。同じ敷地面積であれば、長方形のほうが広く感じられ、設計できる間取りの柔軟度も高まります。ただし、極端に間口が狭いかったり、長細い長方形の土地は使いづらいため注意が必要です。

【メリット】

・同じ敷地面積だと正方形より住宅設計の自由度が高い
・駐車場を配置しやすく、居住スペースを広く取りやすい

【デメリット】

・間口が狭いと使いづらい
・整形地は土地価格が高くなりやすい

 

③旗竿地

旗竿地とは、竿についた旗のような形状をしたL字型の土地のこと。道路から細い通路が伸びて長方形や四角形の敷地が奥まっているのが特徴です。竿部分の道路が建物までの通路となるため、駐車場や玄関をどのように作るかがポイントになります。

【メリット】

・旗部分は住宅設計の自由度が高い
・周囲が建物に囲まれているため、プライバシーが守られやすい
・大きな道路が隣接していないため静かになりやすい

【デメリット】

・日当たりや風通しが悪い場合がある
・竿部分の駐車場は、縦列駐車になりがち
・工事車両が侵入しにくい(道路幅による)

 

④台形地

台形地は、四辺ある台形型の土地のこと。四角形に近くなるほど、一般的な整形土地と同様に建築しやすい土地となります。ただし、角の角度や一辺の長さなど、全体のバランスによっては活用しづらい可能性もあるため注意が必要です。

【メリット】

・土地の価格が安くなりやすい
・角が直角に近い形状になるほど設計の自由度が高い

【デメリット】

・建物部分のスペースが狭くなる可能性がある
・角がデッドスペースになりやすい

 

⑤三角地

三角地は、その名のとおり三角の形状をした土地です。頂点にあたる角の部分が鋭くなるほど、住宅を建てる際の自由度が低くなるのが特徴です。建物自体の形状や間取りなども制限されやすいですが、2面が道路に面している場合は採光や通風を得やすくなります。

【メリット】

・2面道路の土地は日当たりや風通しがよい
・土地の価格が安い
・建物の形状や間取りを個性的につくれる

【デメリット】

・間取りの自由度が低くなる
・デッドスペースで居住スペースが小さくなりやすい

 

土地の配置や特殊な形状もチェックしておくと◎

先ほどの5つの形状の土地に加えて、道路との配置や特殊な形状についても確認しておく必要があります。土地選びの際にチェックしておきたい、角地と傾斜地の特徴やメリット・デメリットを見てみましょう。

 

角地

角地とは、交差する2つの道路に囲まれた土地のこと。土地の2面が道路となっているため、採光や通風に恵まれているケースが多くなります。建てられる家の自由度も高くなりやすいですが、その分希少価値が高いため土地の価格が高くなる傾向があります。

【メリット】

・日当たりや風通しが良い
・住宅設計の自由度が高い
・建ぺい率の緩和措置によって建築面積を広くできる場合がある
・資産価値が高く売却しやすい

【デメリット】

・土地の価格が高い
・周囲のプライバシーが気になる場合がある(通行人の目が気になる)
・夏場の日差しが強くなることもある

 

傾斜地

敷地に傾斜がかかっている土地が傾斜地です。傾斜を考慮した住宅設計が必要になるため、建築前に土地の整形や地盤改良が必要になったり外構費用が高くなるケースもあります。とはいえ、平らな土地と比べると価格が安くなりやすいといった魅力もあります。

【メリット】

・比較的価格が安い
・場所によっては、眺望の良い家が建てられる
・道路面から床面を上げることでプライバシーが守られやすい

【デメリット】

・玄関までに階段のような段差が必要な可能性がある
・地盤調査や改良が必要になるケースがある
・擁壁の設置により、追加費用がかかることがある

 

自分にぴったりな土地を選ぶには?

土地の広さは当然のこと、その形状も住みやすさや価格に影響します。しかし、住む人の価値観やライフスタイルによって、メリットやデメリットは変わってきます。

一般的には四角形で平らな土地のほうが住宅設計の自由度が高く、それ以外の変形地は制限が生まれる可能性もあります。ただし、変形地のほうが土地の価格は安くなりやすいほか、土地の特性を生かした個性的な住宅づくりが叶う魅力もあります。

住まいに求める条件は家族によって異なるため、「土地の形状のみ」「価格のみ」で判断するのではなく、その後の住みやすさや採光・通風などのトータルバランスで考えることが大切です。

自分たちにとってどのような土地が適しているのか、求める条件に迷ったときは、優先順位を決めてみるのものひとつ。土地選びの条件でお悩みの方は、下記のブログも参考にしてみてください。

関連ブログ
悩む土地選び、何が正解?検討したい5つの条件から優先順位を考える

 

土地の魅力を引き出すマルマインハウスの分譲プロジェクト

予算に合わせて理想の住まいを手に入れるには、ほんの少し条件を広げてみることも大切です。その条件のひとつとして、土地の形状が挙げられます。一般的に好条件とされる、四角く平らな土地でなくとも、その特性を生かした家づくりは可能です。

マルマインハウスでは、あらゆる可能性やアイデアをご提案しながら、ご家族さまの理想の住まいを叶えたいと考えております。

マルマインハウスの分譲プロジェクトにおいても、まずはその土地ならではの特性を踏まえたコンセプトづくりを大切にしています。採光や通風、景観にも配慮し、その街に馴染みながらも、新しい住宅をご提案いたします。

住む人の感性や個性を反映できるよう、内装や間取りなどにはご家族さまのこだわりを取り入れることも可能です。土地探しに不安を感じている方は、お気軽にお問合せください。

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分譲プロジェクト

2021.06.24

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