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お金に関して家は建ててからもお金がかかる!?主なランニングコスト一覧

「マイホーム資金を貯めて、ようやく憧れの注文住宅が完成!」
住宅ローンはあるものの、月々の家賃を支払うこともなくなり、新生活に胸躍らせることでしょう。

ただ忘れてはいけないのが、住宅ローン以外に発生する「ランニングコスト」について。
家を建てたあとにかかるランニングコストとは何か、具体的にはどのような費用が該当するのか、また少しでもコストを抑える方法についても解説します。

 

家にかかるランニングコストとは? 

家を建ててからかかる「ランニングコスト」とは、その家に住み続けるために必要なお金です。

具体的には、住宅に関する保険や、家の修繕・メンテナンスにかかる費用、光熱費などが挙げられます。

家を建てる前にかかるお金として「イニシャルコスト」がありますが、こちらは土地代や建築費、ローンを組む際の諸費用などが該当します。イニシャルコストと比較すると、長い期間支払い続ける必要があるといった点に大きな違いがあります。

注文住宅を建てるというと、土地や建築費、住宅ローンばかりに目が行きがちですが、そこでの暮らしを考えると、ランニングコストについても知っておくことが重要です。

 

どんなことにお金がかかる?主なランニングコスト一覧 

住宅のランニングコストに該当する項目と支払いの頻度は、以下のとおりです。

ランニングコスト 支払いの頻度
光熱費 毎月
水道代
ホームセキュリティ費用 毎月
火災保険料 一括払/年払/月払
地震保険料
固定資産税 毎年
修繕・メンテナンス費用 築後10年、20年、30年…

ランニングコストのほとんどは、一回あたりに支払う金額が大きくないため見過ごしがちです。とくに注文住宅を建てる際は、土地代や建築費用など大きな金額ばかり目にしているので、ランニングコストに関しては軽視してしまう方も少なくありません。

しかし、ランニングコストはそこに住み続ける限り発生するので、実はよく考えるべき費用といえます。少額の違いでも、積み重なればトータルで支払う金額に大きな差が出ます。

ランニングコストの中で大きな金額がかかる項目としては、家の修繕・メンテナンス費用が挙げられます。

一般的な目安としては、家を建築して10年後から点検が必要だとされています。定期的にメンテナンスが必要な場所とそのタイミングは、以下のとおりです。

修繕時期 修繕箇所
築10年前後 外壁塗装
屋根の塗装
築20年前後 フローリング
内装のクロス
浴室・洗面・トイレなど水回り
キッチン
給湯器
排水管

 

外壁や屋根の塗装、浴室、キッチンなどは100万円単位で修繕費用がかかることもあります。

また上記の修繕時期はあくまでも一つの目安なので、使う材質によってはもっと長い期間メンテナンスが不要な場合もあれば、思っていたよりも早く必要になる可能性もあります。自然災害により、修繕に急を要するケースもあるでしょう。

いざという時に困ったことにならないように、少なくとも10年後、20年後を見据えて修繕費用を積み立てしておくことをおすすめします。

修繕費用の積み立て以外にも、ランニングコストが抑えられるような家づくりをするのが賢い選択といえるでしょう。

 

家のランニングコストを抑えるには? 

家を建てたあとにかかる費用を抑えるためには、3つのポイントが重要です。

 

ランニングコストを抑えるためのポイント

①保険の見直し・検討
②メンテナンスしやすい住宅設計
③光熱費を抑える高性能住宅

 

火災保険や地震保険については、加入時の選択も重要ですが、定期的な見直しも欠かせません。そのためには、補償内容や割引制度などの最新情報を得られるようにしましょう。また、支払い方法を月払いから年払いや一括払いにすれば、トータルの保険料を安く抑えることも可能です。

メンテナンス費用は、築年数が増えるほどに金額が大きくなり、修繕が必要な間隔も短くなることが一般的です。メンテナンス費用を抑えるためには、丁寧な基礎工事はもちろんのこと、日々のお手入れや点検などメンテナンスしやすい住宅設計を提案してくれるような施工会社を選択することがポイントです。

住宅設計に関して言うと、光熱費が抑えられるような住宅づくりも重要なポイントです。断熱性の高い家にすると、住み心地が良く快適な暮らしが実現するだけでなく、光熱費の節約につながります。

高断熱・高気密の家は、1年を通して快適な室温を保つことができるため、冷暖房設備を使用する機会を減らせます。高性能な注文住宅を建てることは、光熱費を抑えることにもつながります。

 

光熱費を抑えるための住宅性能

・断熱性能の高い窓
・外気の影響を受けにくい高性能な断熱材(天井・壁・床)
・効率の良い空調設備や給湯機器、照明、換気設備など

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温熱環境仕様・性能

 

マルマインハウスでは、これらを実現する注文住宅づくりに携わってまいりました。ご家族さまのライフプランとともに、エコの観点からも、断熱・省エネ・創エネな住まいをご提案いたします。

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家を建てたあとの暮らしも、マルマインハウスがサポートいたします

長い目で見ると、実は大きな金額になるランニングコスト。家族の快適な暮らしを維持するために欠かせない費用です。

注文住宅を建てる際は、土地や建築費、住宅ローンだけでなく、そのあとにかかるお金についても考える必要があります。いざというときに困ったことにならないように、資金計画を立てるのが重要です。そのほか、ランニングコスト自体を抑えるような家づくりも意識したいところです。

マルマインハウスでは、家を建てる前から建てたあとのご家族さまの暮らしを考慮したご提案をさせていただきます。

ご家族さまのライフスタイル・ライフプランをふまえた長期的な資金計画や、ランニングコストを抑えるための高性能な住宅設計など、さまざまな面から皆さまが安心して暮らしていただけるようにお手伝いいたします。

2022.07.14

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