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家づくりについて階段や2階ホールの使い方で住まいが変わる?個性を表現できる”階段周り”のアレンジ術

階段をただ上り下りするスペースだと思っていませんか?

1階と2階をつなぐ小さなスペースでも、階段やホール空間にちょっとした遊び心を取り入れることで、そこに住む人の個性があふれる、居心地のよい場所に変化します。

踊り場スペースを広めにして好きな雑貨や絵画をディスプレイしたり、階段下に椅子やデスクを並べてワークスペースにしたりと、アレンジの方法はさまざまです。

そこで今回は、階段周りを素敵にアレンジした住まいをご紹介します。「わが家だったらどのようなスペースをつくろうか」「どのような空間だったら子どもが喜ぶかな」など、理想のイメージを膨らませてみてはいかがでしょうか。

ギャラリー
LDK・階段

階段周りを趣味スペースに活用

階段の途中に少し広めのフリースペースをとり造作のテーブルを備えつけ、趣味スペースを設けたお住まい。個室に入るまでの通路を少し広めに確保することで、「一部屋」のようなプライベート空間ができます。

1階のリビングから動線がつながっているので、パソコンで集中して作業したいときや、楽器を弾きながら寛ぎたいときにも、家族の気配を感じられるのも嬉しいところ。

ちょっとしたワークスペースや、お子さまの勉強スペースとしても活用できそうです。開放的な空間でありながら、一人の時間を楽しめるのも、個室とは違った魅力といえますね。

 

好きなものを飾れるギャラリーに

施工事例
土間とテラスで繋がる家遊びができる家

こだわりの雑貨が目を引くこちらの2階ホール。階段を上りきったところにお気に入りの照明や絵を飾れるスペースを用意して、壁側にはニッチを取り入れて「見せる収納」にしています。階段を通るたびに、お気に入りの物たちに癒されることでしょう。

季節に合わせてお花や植物で模様替えしたり、お子さまの絵や作品を飾ったりと、アイデア次第でさまざまな空間にデザインできます。ちょっとした収納にも使えるので、2階でよく使う掃除グッズや生活用品を入れておくのも便利ですね。

 

思い思いの時間を過ごせる、多目的な空間

お客様の声
内と外の繋がりと素材が生む豊かさ

階段の踊り場から、スキップフロアにつながったこちらのお住まい。上り下りする生活動線にありながらも、ゆっくり寛げるチェアを置いたり、植物を飾ったりと、家族が自由に使える場所になっています。

スキップフロアからは、1階と2階にいる家族の気配を感じられて、外の景色を眺められる窓を設計。ほどよく光が差し込む穏やかな空間で、リビングとはまた違った一人の時間を過ごすことができます。ちょっとした調べものをしたり、読書や音楽を聴いたりと、思い思いの時間を過ごしたくなりますね。

 

階段を上った2階ホールにゆとりを持たせて、開放的な空間に

お客様の声
格別な景色を愉しめる高性能住宅

家の中から自然の山々を眺められるこちらのお住まいには、階段を上った2階ホールにゆとりのある空間を確保しています。

景色の眺めがよい立地を生かして、ホールから覗ける大きな窓を設計。広く取ったホールにはハンモックを置いて、自然の景色をゆったり眺めて寛げる、格別な空間となっています。

1階から吹き抜けでつながる開放的なホール、大きな窓から覗く壮大な景色、たっぷりと光が入る暖かみのあるスペース。ついつい長居してしまうほど居心地がよさそうですね。

 

階段ホールをファミリーライブラリーに

お客様の声
家族の思い出を育む、憧れを叶えた家

階段を上った2階ホールに、造りつけの本棚を設置したこちらのお住まい。

2階の個室につながる動線となるホールに本棚を設けることで、家族が気軽に立ち寄れるファミリーライブラリーとして活用できます。

家族が持つ本や雑誌を一か所にまとめることで、親も子どももいろいろな本を共有できて、新しい発見が生まれたり、知らなかった分野に興味を持ったりと、本を通じて家族とのつながりが生まれます。

このように、階段周りはただの通路ではなく、家族のつながりを深めて、豊かな暮らしをするためにも大切な場所となります。

 

階段下をペットの特等席に

施工事例
シンプルな中に素材感を生かした家

こちらのお宅では、階段下のスペースをワンちゃんのコーナーにしました。

リビングのオープン階段下のスペースを有効活用。ワンちゃんのベッドとトイレ、お世話グッズが十分置ける広さです。またワンちゃんがくつろげるほどの広さを確保しつつ、優しい照明の光と地窓からの自然光に包まれる空間となっています。

このように、ペットを飼っているおうちでは、階段下をペットコーナーとして利用することもおすすめです。1~1.5畳ほどの広さを確保できれば、ペット用のベッドやトイレなどが設置できます。

ペットが家族の気配を感じやすい場所でありながらも、階段下にプライベートな空間を作れていることがポイントです。犬や猫は狭いところが好きだともいわれているため、おこもり感のある階段下はペットにとって最適な住環境といえるでしょう。

おうちでペットと快適に過ごすための工夫については、こちらをご覧ください。

関連ブログ
人もペットも快適に暮らすために。住まいの間取りや設備をどう工夫する?

大型家電を置いてすっきりした印象に

施工事例
立体的なLDKのある大家族で寛げる家

こちらは、リビングのオープン階段に壁掛けのテレビを設置しています。

テレビは大画面で見たいが、場所を取ることでお悩みの方もいるでしょう。しかし、階段のスペースを活用した壁掛けであれば大型テレビであっても場所を取りません。

また、こちらのリビングはスキップフロアを採用。キッチン、ダイニングより2段高く設計することで、ダイニングの椅子に座った状態でもテレビの画面は見やすい高さになることがポイントです。

大きめの掃き出し窓に階段部も取り込んだ大きな吹抜けで開放感があるため、大型の家電があってもすっきりとした印象を与えてくれます。

 

収納も兼ねた遊び心のあるスペースに

こちらの住宅では、階段の上下をそれぞれ遊び心のある空間に。ダウンフロアになっている階段下の部分はオープンな収納空間としても活用しています。

階段上はピアノを置いているフリースペースです。ピアノは場所を取りますが、階段上のスペースを活用すれば、ピアノを置いても余裕のある広さが作れます。演奏に必要な道具を置いたり、家族が演奏を聴くための椅子なども置けるでしょう。

階段下のダウンフロアは畳コーナーで、本棚を設置しています。家族が自分の好きな本を並べて、思い思いの時間を過ごせます。自分が好きなものを収納して秘密基地のように使っても素敵ですね。

オープンタイプで”見せる収納”にすることで、使いやすくおしゃれな印象に仕上がります。家族ごとの収納スペースを設けるのもよいでしょう。

注文住宅で取り入れたい見せる収納については、こちらを参考にしてください。

関連ブログ
収納もデザインできる!注文住宅ならではの「見せる」収納アイデア

 

階段の“ちょっとスペース”にこだわりを反映しよう

階段というほんのわずかな空間でも、広さや造作の工夫次第で、収納やプライベート空間、家族がつながる場所として活用できます。

階段途中のフリースペースを“ひと部屋”として活用したり、好きな雑貨や絵を飾るスペースにしたりと、自分たちの暮らしに合ったスタイルをイメージしてみましょう。リビングやダイニングだけでなく、階段にもひと工夫取り入れることで、ぐんと暮らしが豊かになります。

マルマインハウスでは、ご家族の暮らし方に合った、階段づくりのアイデアをご提案いたします。

例えば、書斎は欲しいが個室用のスペースまで作れない場合でも、2階ホールやフリースペースに造作のテーブルを備え付ければ、家族が自由に使える作業スペースとして活用することもできるのです。また、2階ホールを広めに設計して吹き抜けを設けたり、チェアやピクチャーウィンドウを用意すれば、個室へとつながるだけの空間がたちまち寛ぎスペースに変わります。

階段周辺を工夫した、楽しく過ごせる家をマルマインハウスで叶えてみませんか?間取りや予算のことなどお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

公開日:2021.02.18 更新日:2024.09.05

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