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家づくりについて天井のデザインで空間を演出。取り入れたい4つのアイデア
お部屋の印象に大きく影響する要素の一つに「天井のデザイン」があります。
普段はあまり意識することはないかもしれませんが、LDKや寝室などの天井デザインを工夫することで、理想のイメージに合わせて空間を演出することができます。
これから注文住宅を建てられる方は、天井の色や高さだけでなく、印象をがらりと変えるデザインについてもこだわりたいところです。
今回は、天井のデザインにこだわる効果やアイデアについて、マルマインハウスの施工事例とともにご紹介します。
なお、お部屋の中でも広い面積を占める床の選び方については、こちらでご紹介しています。あわせてご覧ください。
空間演出に効果的な天井の存在
一般的な賃貸住宅やマンションでは、白くてフラットな天井になっていることがほとんどです。注文住宅を建てるときにも、天井のデザインにまでこだわりを持っている方は少ないのではないでしょうか。
普段の生活で天井を意識的に見ることは少ないですが、天井のデザインを工夫することで以下のような効果が期待できます。
▼天井のデザインを工夫することによる効果
- 段差によって空間にメリハリが生まれる
- 奥行きが出て部屋が広く感じられる
- 照明による陰影で落ち着いた空間をつくれる など
理想の住まいを完全自由設計でプランニングできる注文住宅だからこそ、空間の雰囲気を大きく左右する天井のデザインにもこだわりを反映できる魅力があります。
注文住宅で取り入れたい天井デザインのアイデア
ここからは、お部屋の空間演出に役立つ天井デザインのアイデアを4つご紹介します。
①折り上げ天井
折り上げ天井とは、天井の一部が周囲よりも高い位置にあるデザインを指します。リビングや玄関ホールなどでよく用いられています。
天井に高低差を設けることで、奥行きのある空間となり開放感が生まれます。間接照明との相性がよく、天井に光を反射させることによって意匠を際立たせられるほか、暖かく落ち着いた雰囲気を演出できます。
また、折り上げ部分と周囲で素材や色を変えると、理想とするお部屋のテイストに合わせたデザインにすることも可能です。
②勾配天井
勾配天井とは、屋根のように傾斜がついた天井を指します。
平屋の天井や家の最上階にある部屋、上の階に部屋や廊下がない場所に用いられます。通常であれば屋根裏となるスペースが部屋の一部となるため、天井に高さが生まれます。
天井が高くなると視界が部屋の上部まで広がることから、吹き抜けのような開放的な空間になります。また、天井が傾斜になっていることで、通常よりも高い位置に窓を設けられるため、自然光を多く取り込みやすくなることも勾配天井のメリットです。
③下がり天井
下がり天井とは、部屋の天井が部分的に低くなっているデザインを指します。
天井が低くなっている部分と周囲の部分で、素材や色に変化を持たせると空間にアクセントが生まれます。ほかのスペースと視覚的に空間を仕切ることができるため、寝室やキッチンなどにもおすすめです。
また、天井に低い部分をつくることで、空間の重心が下がり落ち着いた印象となります。間接照明と組み合わせて心地のよい空間を演出できることが魅力とえいます。
④羽目板天井
羽目板天井とは、天井部分に木材の板を施工した天井です。木材の色や連結の仕方によって、さまざまな印象に仕上げることができます。日本では古くからお城や寺社などで広く取り入れられており、歴史のある施工方法の一つです。
天井に木材を使うことで、単色の壁紙と比べて温もりのある雰囲気を演出できます。また、天然素材ならではの香りや視覚的なリラックス効果を楽しめることも魅力です。木材の質感を生かしたナチュラルな空間づくりをしたい方におすすめです。
理想の空間づくりに欠かせない天井のデザイン
天井のデザインは、お部屋の印象をワンランクアップさせる重要なポイントです。単色でフラットな天井と比べて空間のメリハリや開放感をつくれるほか、好みに合わせて自由なデザイン設計を行えるため、自分たちだけの理想の空間を実現できます。
マルマインハウスでは、ご家族さまが思い描く理想の暮らしをもとに、部屋のデザイン・配色・素材などをトータルコーディネートいたします。
生活スタイルや好みのテイスト、暮らしの価値観などをヒアリングして、毎日を心地よく愉しめる家づくりを実現します。「住まいのイメージはあるけれど、うまく伝えられない」「好きなモノを詰め込んだ家にしたい」など、まずは疑問や要望をお聞かせください。
家を建てるときの流れやチェックしておきたいポイントについては、こちらの資料でご紹介しております。ぜひご活用ください。
2024.10.17