ブログ

その他注文住宅が完成したら? 引越し前後のやることリスト

夢のマイホームがいよいよ完成。注文住宅の引渡し日が決まったら、引越しに向けた準備が本格的に始まります。

新居で新たな生活をスタートするにあたっては、荷造りだけではなく、入居に向けた準備や、さまざまな手続きが必要です。

今回は、注文住宅の完成後、引越しまでにやるべきことについて、タイミング別にご紹介します。最後には”To Do List”としてまとめていますので、ぜひご活用ください。

住宅が完成するまでの流れはこちら

関連情報
家づくりの流れ

 

入居1ヶ月前までにやること

入居する日が決まったら、新生活をスムーズにスタートさせるための準備や手続きを開始します。内容によって早く取り掛かれるものはなるべく早く準備や手続きをしてしまいましょう。

 

①引越し会社の選定

新居の引渡し日が決まったら、引越し会社を選定します。複数社で見積りを取って比較検討することを考えると、入居の1ヶ月前から準備を始める方が安心といえます。

また、引越し会社の繁忙期にあたる3月〜4月、9月入居となる場合には、希望の引越し日を予約できない可能性もあるため、とくに早めの準備がおすすめです。

 

②退去の手続き(賃貸住宅の場合)

賃貸住宅に住んでいる場合には、退去に関する契約内容を確認して、適切なタイミングで退去の手続きを行う必要があります。賃貸物件によって異なりますが、退去の通知は1ヶ月~2ヶ月前までに設定されていることが一般的です。

退去通知のタイミングによっては、1ヶ月分の家賃が余分に発生するケースもあるため、注文住宅の引渡し日と賃貸借契約の内容を踏まえて調整しましょう。

 

③粗大ごみ・不用品処分の手配

新居への引越しにあたっては、粗大ごみや不用品の処分についても考える必要があります。

自治体に粗大ごみの回収を依頼する場合には、ごみを出す日を事前に決めておかなければならないため、日にちに余裕をもって準備を進めることをおすすめします。

そのほか、不用品を処分するには、リサイクルショップを利用したり、家族や知人に譲ったりといった方法があります。新居へ持っていく物・処分する物・新たに購入する物の3つを事前に分類しておくことで、忘れずに準備を進められます。

 

④火災保険の手続き

新居で火災保険に加入する必要があります。保険の適用開始日が住宅の引渡し日になるように契約することがポイントです。

加入手続き自体は2週間ほどあれば問題ないといえますが、さまざまな保険商品があるなかで検討することを考えると、1ヶ月以上前から準備を始めるのがよいでしょう。

なお、注文住宅を購入する際、住宅ローンを組む方がほとんどです。住宅ローンを組むにあたっては火災保険への加入が必須とされているため、ローン申込のタイミングで火災保険を検討するケースが多くなっています。

火災保険の選び方については、こちらをご覧ください。

関連ブログ
家族の住まいを守る「火災保険」はどう選ぶ?種類や補償内容について

 

⑤電話・インターネット手続き

電話やインターネットを利用するには回線工事が必要となるため、遅くとも入居1~2ヶ月前には申込み手続きを始めましょう。現在使用している回線を継続する場合は転居手続きとなりますが、別の回線に変更する場合は現在のものを解約することも忘れないようにしましょう。

電話やインターネットの開通申込から工事まで2〜3週間ほどかかるケースが一般的です。また、引越し会社と同様に、3月〜4月、9月など転居が多い時期には希望日に工事を依頼することが難しい場合もあるため、早めに申し込んでおくと安心です。

また、携帯電話については住所変更の手続きが必要です。各キャリアでの手続き方法を確認して、電話やWebなどで変更を行いましょう。

 

⑥TVアンテナの手配

TVについてはお子さまがいるご家庭では特に、引っ越し後すぐに見たいという方も多いのではないでしょうか。TVアンテナの設置は高所作業となります。またアンテナの向きや電波状況などの専門知識が必要な為、業者に依頼する必要があるため、入居してすぐに見たいという場合は早めに手配をしておきましょう。

今はTVアンテナ不要のネットと同じ光回線を使用したり、ケーブルテレビなどネットや電話とまとめてTVも見られるように契約できるものもありますので、⑤の手続きの際に一緒に検討されることもお勧めしています。

 

入居2週間前までにやること

入居2週間前までには、インフラや役所関係の手続きを済ませておきたいところです。これらの手続きを済ませておくと、余裕を持って引越し準備に取りかかれます。

 

①電気・水道・ガスの手続き

入居初日から必要になるインフラについては、入居日に間に合うように使用開始の手続きをします。また、旧居での使用停止・中止の手続きも必要です。

電気と水道については、電話やWebで使用開始の手続きが可能です。ガスの使用開始にあたっては、開栓の立会いが必要になるため、早めに日程調整をしておきましょう。また、季節によってはエアコンもすぐに使いたい場合があるでしょう。エアコンは設置工事が必要な為、早めに購入をして当日から使用できるように設置工事の予約を取っておきましょう。なお、インフラに関する手続きは、工務店や不動産会社で代行しているケースもあります。

 

②役所関係の手続き

役所関連で必要な手続きや提出書類については、各自治体のWebサイトをチェックしたり、工務店の担当者に相談したりして、あらかじめ確認しておきます。

役所での手続きは平日しか受け付けていないケースが多いため、手続き内容や必要書類を確認したうえで、1日で手続きを終えられるように準備しておくことが大切です。

役所関係で必要な手続きについては同じ市区町村内の場合は転居、別の市区町村の場合は転出となり、手続き回数や手続きの時期が変わります。

引越しをする人の条件や、自治体の規定によって多少異なりますが、一般的に必要とされる手続きは以下のとおりです。(今回は役所関係で必要な手続きとして、入居後のものも一緒に記載しています。)

 

▼役所関係の手続き

● 転出届または転居届、転入届 (入居前・入居後)
● マイナンバーカードの手続き (入居後)
● 運転免許証、パスポートの住所変更 (入居後)
● 印鑑登録の手続き (入居前・入居後)
● 国民健康保険の手続き (入居前・入居後)
● 国民年金の手続き (入居後)
● 児童手当など補助金の手続き (入居前・入居後)
● 福祉手当、医療制度の住所変更 (入居前・入居後)
● 保育園、幼稚園の転園手続き (入居前・入居後)
● 公立の小・中学校、高校の転校手続き (入居前・入居後)
● 自動車・バイクの登録 (入居前・入居後)
● 犬の登録 (入居後)

 

入居2週間前〜入居後すぐにやること

入居の2週間前あたりから、荷造りを開始します。入居前後には、新居・旧居の掃除や近隣へのあいさつを行います。

 

①荷造り

入居の2週間前頃ごろから、荷造りを始めます。ファミリー世帯だと荷物の量も多くなるため、荷造りをすべて完了するには1週間ほど要します。日常生活を送りつつ、諸手続きなどと並行しながら荷造りをすることを考えると、やはり2週間ほど確保しておくのがよいでしょう。

引越しの荷造りでは、段ボールやガムテープなどの梱包資材を準備した後、使う頻度が少ない物から梱包していきます。段ボールに詰めるときは、大人1人で持てる重さに収めることもポイントです。

 

②旧居・新居の掃除

旧居で引越し作業を終えて何もない状態になったら、家全体を掃除したうえで、オーナーや管理会社に引き渡します。

賃借物件の場合、入居者は退去時に原状回復することが義務づけられています。部屋が汚れたまま引き渡すと、クリーニング費用として敷金が大幅に減額されたり、追加費用を請求されたりする可能性があるため注意が必要です。

新居についても、入居前に掃除しておきます。たとえ新築の注文住宅でも、少し時間が経つとホコリや湿気が溜まります。また、大型家具や家電を設置した後は大がかりな掃除をするのが難しくなるため、入居前に隅々まで掃除しておくと、気持ちよく新生活をスタートできます。

 

③近隣へのあいさつ

ご近所の方へのあいさつは、引越しの前日までには済ませておきたいところです。その際、引越しの日程とともに「引越し作業でお騒がせします」などと伝えておくとよいでしょう。

遠方への引越しで前日までのあいさつが難しい場合には、引越し当日にあいさつへと伺いましょう。

 

入居後

住所変更に関する手続き

役所での手続き以外にも、住所変更に伴ってさまざまな変更手続きが必要になりますが、主に本人確認書類として、住所変更後の運転免許証などが必要となります。役所関係の手続きが終わり、引っ越し後、少し落ち着いてから徐々に行うと良いでしょう。
主な手続きとして、以下が挙げられます。

 

● 携帯電話
● 銀行預金
● 各種保険(損害保険、生命保険など)
● クレジットカード
● Webサービスや店舗の会員証

 

ただし住所変更の届出先は多岐にわたります。そのため、郵便物が前の住所に届いてしまわないよう郵便局に転居届を早めに出しておきましょう。(その際、旧住所を確認できる書類が必要となります。)届けを出すことで1年間は旧住所宛ての郵便物などを新居に転送してもらえます。窓口だけでなく、Webで手続きすることも可能です。

 

引越しのためのTo Do List

引渡し日や入居日が決まったときに活用できる、To Do Listをまとめました。
 個人や自治体により、必要な手続きの種類、時期が異なるため一般的な内容となりますが、ぜひご活用ください。

時期 やること
入居1ヶ月前までに ● 退去の手続き(賃貸住宅の場合)
● 引越会社の選定
● 粗大ごみ・不用品処分の手配
● 火災保険の手続き
● 電話・インターネットの手続き
● TVアンテナの手配

入居2週間前までに&入居後2週間以内を目安に

● 電気・水道・ガスの手続き
● エアコンの購入・設置の予約
● 役所関係の手続き
 □ 転出届または転居届、転入届
 □ マイナンバーカードの手続き
 □ 運転免許証、パスポートの住所変更
 □ 印鑑登録の手続き
 □ 国民健康保険の手続き
 □ 国民年金の手続き
 □ 児童手当など補助金の手続き
 □ 福祉手当、医療制度の住所変更
 □ 保育園、幼稚園の転園手続き
 □ 公立の小・中学校、高校の転校手続き
 □ 自動車・バイクの登録
 □ 犬の登録
● 住所変更に関する手続き
 □ 郵便物の転送手続き
入居2週間前~入居後すぐ ● 荷造り
● 旧居・新居の掃除
● 近隣へのあいさつ
入居後 ● 住所変更に関する手続き
 □ 携帯電話
 □ 銀行預金
 □ 各種保険(損害保険、生命保険など)
 □ クレジットカード
 □ 会員証

こちらからダウンロードしていただくことも可能です。
引越しのためのTo Do List

 

注文住宅の完成後も、手厚くサポートいたします

土地選びから住宅設計、デザイン、そして住宅ローンなど、注文住宅の完成に至るまでにはさまざまな選択や手続きが必要になります。

注文住宅が完成した後も、入居までにやるべきことがたくさんあります。引越しの準備はもちろん、新生活をスムーズに開始するための手続きも欠かせません。

「どんな手続きが必要?」「いつまでに何を準備すればいい?」など、住宅が完成した後のことについても、お気軽にご相談ください。住宅づくりだけでなく、マイホームでの新生活も、当社がしっかりサポートさせていただきます。

2023.03.02

ブログ一覧に戻る

おすすめの関連記事